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阪神淡路大震災の教訓を忘れないようにと、泉区の各地域で1月末から2月初めにかけて防災拠点において訓練が行われている。 西が岡小学校地域防災拠点では平成23年2月6日(日)朝から、その防災訓練が行われた。この小学校を防災拠点とする地域は、西が岡第1、第2、第3自治会と朝日町会、光ヶ丘町内会、東谷自治会の3自治会・町内会である。
9:20に大規模地震が発生したとの想定で、各自治会・町内会ではそれぞれの一時避難場所に集合し、避難誘導班の誘導により地域防災拠点である西が岡小学校の体育館に集結、10時から避難所開設・情報受伝達訓練が開始された。 次いで、今回はいつもと少々趣を変えて、地域防災拠点を理解するためのビデオ学習と、消防団の協力によるエンジン付き防災機器の取り扱い訓練が行われた。ビデオの内容は、横浜市が地域防災拠点の役割について理解させるために製作したもので、この防災拠点についての理解が十分ではないと思われる一般の人たちにとってはよい教材となったものと思われる。 防災機器の取り扱い訓練は、それぞれエンジンカッター、レスキュージャッキ、および発電機と投光器の3つのグループに分かれて、15分ずつで順繰りに交代するという方法で行われた。特にエンジンカッターはそれ自体が10kgほどの重さがあり、慣れないと扱うのが危険なものだが、消防団員の適切な指導により、参加者の中から何人かの希望者が実際に太い木材を切断するという貴重な体験をすることができた。 これらの訓練と並行して、非常炊き出しのグループは、朝から炊き出し用炊飯器に張り付きで、業者の方の指導によって12kgの米を炊きあげておにぎりを作った。昨年は炊飯に失敗して、一部が米のままという結果だったが、今年はそれを教訓にして前もって米を30分以上水につけるという工程を入れ、結果として十分おいしいご飯が炊きあがった。さらに最近流行しているノロウィルス対策として、おにぎりに直接製造者の手が触れないよう、1つ1つをラップで包むという方法がとられた。 11:45、一連の訓練を終えた参加者たちは、炊き出しグループによって用意されたおにぎりと、非常用飲料水ともなる「はまっ子どうし」のペットボトルをもらって解散となった。 |
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