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今回の訓練の目的は、防災拠点の各班ごとに、災害発生時に円滑に運営ができるように、マニュアルの問題点を洗い出し、変更すべき点、追加すべき点を検証すること。情報収集・伝達などを担当する「管理情報班」、避難場所確保などの「避難誘導班」、被災者の救出、資機材の取扱を担当する「救出救護班」、水の確保・配給、備蓄品担当の「給食給水班」、簡易トイレの設置・組立ての「保健衛生班」、消火栓・消火器取扱いの「消火班」の6班は、それぞれ災害時を想定しながら、マニュアルの不備な点、想定しておくべき点などを指摘し合いながら訓練を行っていた。 訓練後体育館に集合し、各班ごとに実施したこと、問題点などを発表していた。各班相互の連絡の重要性、避難場所として予定される体育館内の配置と収容人数、一時被災者の拠点内での受け入れ、資機材取扱のわかりやすい説明書添付、防災備蓄倉庫内備蓄品の整理と明示、消火ポンプ室確認と使用方法など、多くの指摘がなされていた。今回指摘された問題点を、次回の委員会で整理し、今後の改善につなげたいと、拠点長の深山さんは挨拶していた。 同じ日、緑園西小学校防災拠点でも、防災訓練が行われていた。こちらも、拠点内各担当班ごとに問題点の洗い出しを行っており、被災者の一時救護室の確保、拠点内の案内図、簡易トイレの設置場所、ボランティアの受け入れ問題などについても指摘がなされていた。
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