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 裏白のような清い一年を!
 しめ縄飾り作りでウマくいく年に
いずみ野コミュニティハウス

できました! 良いお年を!  
 できました! 良いお年を!  
  「年々、藁が少なくなって・・。今年も台風やあの雨で、集めるのに苦労しました」。今日の指南役・大木忠雄さんと奥さん。前任者から受け継いで20年近くなる。お手伝いの男性お二人も参加です。
  12月26日(木)、いずみ野小学校内のコミュニティハウスでの催事。藁が乾燥しないように暖房もストップ?さすがに寒く、大木さんのOKでほっとしました。

  「 初めてです」、「2回目です」、「ちょっと続けて参加していますが、一年に一回なので忘れます」・・・。参加動機は様々。「買うと高いしね」、「オリジナル、私のしめ飾りに挑戦」・・。ヤングママさん、年配の男性、あっ、和泉北部連合自治会の新井会長も参加。総勢20名。
 
 小学生が時々顔を出して、お母さんの出来具合を心配そうに覗きます。
  材料のチェックが大変です。竹くし、こんぶ、紅白のしめ、ユズリ葉、まくら、水引、だいだい(橙)、エビなど藁も入れて15点。準備されたハウスのスタッフ、ご苦労様。
  ;もうすぐ出来上がり
   もうすぐ出来上がり

  二人一組で向かい会い、藁の解し縒りからスタート。この作業が一番大事なようです。30分近くかかりました。大木さんの奥さん、身軽に飛び回っての指導が見事です。ちよっと遅れて参加のご夫婦。「伊豆高原から来たんですよ、今朝」「えっ?」「以前ここに住んでいて、この日は必ず参加します」、 「ご夫婦ですと気が合って、作業もスムースでしょう?」、「とんでもありません!」と、奥さんは大笑い。それでも、遅れはあっという間に取り戻しました。
  
  装飾は楽しそうです。「エビは伊勢海老のつもりで・・、裏白は裏まで白いことから、心まで白い、誠実・清廉潔白ということ」、「橙の実とユズリ葉は、代々譲ることから、子孫繁栄」。   なるほど、昔の人の発想は素晴らしい。

  最後に大木さんより、「年明け前の28日までに飾るように。29日は二重苦で{苦待つ}、31日は一夜飾りでいけません。年が明ける前に飾りましょう!」とのお話。 古くから稲作に親しんできた日本人の伝統行事、「子供にも教えたくて」と言われたお母さんの言葉が嬉しかったですね。  みなさん、よいお年を!                                                 (M/I)
;大木先生と奥さん   相手がいなけりゃ、足で…
 大木先生と奥さん   相手がいなけりゃ、足で…