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県立横浜ひなたやま支援学校 公開k研修会
共に生きる地域づくり

  講師の飯田宏二氏
   講師の飯田宏二氏
 県立横浜ひなたやま支援学校の今年度2回目の公開研修会が8月21日(水)午後開かれた。前回は日向山地域が対象であったが、今回は拡げて一般公開。近隣の関係団体や地区住民も含め約40人が参集した。
 講師は社会福祉法人いずみ苗場の会事務局長の飯田宏二氏。主に泉区内で、児童福祉施設・障がい児者施設・グループホーム等の運営に携わっている。
 研修のキーワードは、地域福祉/協働/支え合い。「地域とは」「地域に存在する5つの人間関係」(地縁・血縁・友縁・仕縁・志縁)について述べ、お節介や勝手なお世話を例として取り上げた。確かにこれ等は、「向う三軒両隣」的な風潮が薄れてきている昨今、ユニークな見方だ。
公開研修会会場  
公開研修会会場  

 さらに、支援学校と障がい福祉の将来性を見据えると、生徒数の大幅な増大、その後の社会参加が課題となることが心配であるという。また、その為にも、地域行事等への参加や、障がい福祉支援への更なるサポート体制が必要であること。泉区災害ボランティア連絡会との連携による地域防災訓練への積極的な参加等を述べた。

 最後に、DVD「生命(いのち)のことづけ」で、障がいのある人たちの3.11以降、死亡率が健常住民の2倍という具体的な証言に会場が静まる。
 
 「共に生きる地域づくり」とは、「当たり前に知ることや係わる優しさを持つこと」、「地域社会は支え合いの構成から成り立っている」、「調和の取れた世の中につなげよう」・・・・と結んだ。  (M/I)