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大勢の参加者を得ました |
立春を過ぎて、さすがに寒さも少し緩んだ感じの2月12日(日)。平成22年9月以来の、上飯田小を地域防災拠点とする防災訓練が400人の参加者を集めた。過去は9月の訓練と決まっていたが、阪神淡路、東日本大震災の経験を経て、寒い時期での訓練が多くなった。当初の予定では350人位とされていたが、好天に恵まれ高齢者が多く参集した。
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初期消火訓練 |
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この拠点は、上飯田団地連合自治会・SS(ショッピングセンター)自治会・向ヶ丘自治会・中村町内会が利用することになっているが、事前の連絡も徹底していたようで、流れもスムースに行われた。長沼運営委員長は「3日分の自助努力」を訴え、泉区役所の熊谷課長は「防災拠点の役割をしっかり知ろう」と挨拶。石井上飯田小校長は「現在約500名の児童が、新年度には560名になる。子ども達の犠牲者を絶対に出さないという気持ちで参加した」と述べた。
訓練は@初期消火訓練(火災消化器)A救護(ストッキングによる訓練)B防災機材取り扱い訓練・・・の3件を順番に体験。人数が多く実体験参加者は限られたが、積極的に声出しする高齢者や子供連れが目立った。榎下顧問が「特にストッキングの訓練に人気があった。しっかり覚えて役立てよう」と締めくくりの挨拶。丁度400人分用意された豚汁を頂き、散会した。上飯田団地の高齢化率が特に高いこともあり、尚一層の細かな訓練の、継続の必要性を感じた。 |