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上飯田団地に ハナミズキ!
咲き続けよう いつまでも
おじさんもお嬢さんも  
 おじさんもお嬢さんも  
 梅雨真っ最中の7月14日(土)。西日本では「経験したことも無い大雨」が続き、神奈川県も昨夜から荒れ模様。でも、ここ上飯田地域ケアプラザ・多目的室には、定刻10時前というのに、総勢40人のにぎやかな声が飛び交う。 今日は、上飯田団地はなみずきの会(代表・田崎晴美さん)の定例会。毎月第二土曜日に集う。手芸・お茶・カラオケ・講演など、いろいろ工夫されている。

 今日は「ビーズブレスレットを作りましょう!」・・・と、いかにもご婦人にはうってつけの企画。みんながすぐに溶け込めるよう、スタッフは1週間前に集い、準備している。さすがに男性は・・・と思いきや1人参加。「むつかしいや。あとで作ってもらおう」とのんびり。小学生らしいお嬢ちゃんも来た。「お母さんか、お婆ちゃんと一緒?」と聞くと、「ううん、やってみたかったから」と、嬉しそう。さっそくスタッフが用意してあげる。
  先生、教えて!
   先生、教えて!

 テンポのはやい奥さん、「順調ですね」「はい、今日は時間内に出来そうです」とにっこり。カラフルなビーズに糸を通す作業。「しばらく針に糸を通していないもんね」 みんな頷く。ビーズが床にこぼれる。「あっ、グリーンの玉、落とした。探して!」「ありました、ありがとう!」など、にぎやかな風景。スタッフが各テーブルを回り指導。先生の下に歩み「ここどうするの?」と聞く人。

 はなみずきの会。10年目の佳節を5月に祝った。立ち上げに携わった安達眸さん(上飯田地区保健活動推進員会会長)は、「当時は高齢者が引篭りがちで、近所でも誰が誰かを知らない。なんとかして誘い合いたいと思い、お茶飲み会を開いたら50人近く集まった。これを契機に、保健推進員等16人と協議して、工夫を重ねてきた。そのうち区社協、連合、地区社協の応援もあり、運営もスムースになった。現在、会員は300人位、毎月30〜50人近くが集う」。

 築20年、このケアプラザの利用状況も活気がある。団地自体の活動には、このほか脳トレーニングやカワセミサークル(運動)がある。 立ち上げた当時の高齢化率(65歳以上)は19%だったが、今は54%の上飯田団地。ますます大切になる互助・共助の絆。いつまでも元気で、誘い合って、またお会いしましょう!
これがブレスレット! 当時を語る安達さん
 これがブレスレット!  当時を語る安達さん