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まずは1号棟に向かう |
いちょう団地連合の環境美化部の町田部長、今日は軽トラックの運転。サポートクラブなどのメンバー30人が、軽口をたたきながら集合)。5月13日(日)母の日、毎年恒例となった樹木の消毒。メンバーのなかに、中国籍の男性。「ここで20年以上生活しているので、この大切さが良くわかる。みんなが早く理解してほしい」と作業服が良く似合う。
いちょう小学校裏門のメイン道路を、1号棟からゆっくりスタート。事前の団地内放送で、多言語も交え、分かりやすく説明。風も無く、音声もよくとおる。ついでに5月27日に実施予定の防災訓練もPR.。
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噴霧器と長いホースを使う |
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噴霧器の付いたホースを皆で担ぐが、意外と重い。今日は20mを使用しているが、本当はもっと長い物でやりたいそうだが、人出が足りない。「洗濯物・ふとん・ペットを室内に・・・」とハンドマイクで流す。留守なのか、そのままのベランダも。逆に「早くから干さないで待っているんだけど・・・」と催促の奥さん。見物の8棟の中国人男性「大丈夫!締め切ってきた」とニコニコ。
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桜の木が一番曲者。毛虫が・・・ |
自転車置き場でそっと見守るカンボジアの子ども。「毛虫知ってる?」「うん」「もう大丈夫だよ」と説明。にっこり笑って嬉しそうだ。
建物横の桜の木が一番曲者。毛虫が伝わってベランダへ〜という。特に集中的に噴霧を強くする。桜以外でも、本数は少ないが、ヒマラヤ杉の毛虫は大きいそうだ。
サポートクラブ副会長の佐藤静雄さん(80)は語る。「前は50人位いたんだが、みんな歳を取るし。少しづつでも若返れば」「外国籍の人も、10年近く居住している人は理解している」 「午後から集会所でふれあいサロンがあるので、午前中にそこまでやろう」と頑張る。この後、48棟まで終え外周もまわり、午後3時過ぎに終了。
噴霧器からの消毒液に虹がかかり、いちょうの緑の葉に映えていたのが印象的だった。
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