外国人居住者が多い『いちょう団地』 |
感動のスピーチで終えた多文化共生交流会 |
みなさん!心をつなげましょう! |
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ベトナムの子どもの踊り |
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前日のいちょう団地祭りの盛り上がりを引き継ぎ、今日(10月5日(日))の多文化共生会では、「こんにちは!」を10か国語で染め抜かれた黄色いバンダナが参加者に配られ、腕に巻く子、ショールのお姉さん、スカーフやバンダナのお母さん、お父さんなどで賑わい、大成功の一日であった。
恒例の中国獅子舞に始まり、初参加のいきいきニーハオ・メンバー30人の中国歌踊りでは、ゆったりしたリズムが故国の悠久の歴史を想わせる。自然と人が増え、輪となる。フィリピンのバンブーダンスの竹のリズムには、オジサンが足を取られ大笑い。ブレイクダンスに喝采し、炭坑節の往時を偲ぶ。
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「いきいきニーハオG」の中国の踊り |
外国籍の若者の防災デモは、県内でも数少ないと消防署の人は言うほど、外国人防災リーダーたちに称賛の声。
最後にいちょう小学校5年生のシュウ・チウビンさんのスピーチ。彼女は横浜市国際平和スピーチコンテストで今年、市長賞を受賞。近日ニューヨークのユニセフ本部を訪れ、中田横浜市長のメッセージを届ける大任を受けている。昨年4月に来日以降、日本語が話せず苦労したが、心をつなぐことによって、これを克服してきた。今日は日中両国語でスピーチ。舞台を囲んだ人たちに感動を与えた。
外国籍の人の積極的な参加、好天気、そして広場での交流が垣根を取り除いた。口々に大成功!の声。
いちょう団地には中国、ベトナム、カンボジア、ラオス、フィリピン、ペルー、ブラジルなど24の国や地域に繋がる人たちが多く暮らしている。同団地では、国籍や民族の異なる住民同士が、互いに理解を深め、共生社会の推進を図るため、1990年から多文化共生交流会を設けている。また、地震への備えとして、外国人にも分かる「防災パンフレット」作りのほか、外国に繋がる若者に防災リーダーになってもらい、AEDほか救急法などの訓練を行っている。
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外国籍の若者の防災デモ |
フィリピンのバンブーダンス |
シュウ・チウビンさん |
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