トップ |ボランティア関係 |イベント・講座 |高齢者支援 |障がい者支援子育て仲間 |地域の活動 |災ボラ連絡会 ボラネット |

   泉区地域子育て支援拠点 すきっぷ   
パパ・ママ いつも一緒だよ!
楽しくハッピー子育て講習

ママ! ごゆっくり・・・(別室でお預かり)  
ママ! ごゆっくり・・・(別室でお預かり)  
 うん?これって、なんだろう? 案内パンフには「アーユルヴェーダから学ぶ」とあります。ますます神秘的な・・。ちょっと調べたり、企画案内を見せていただいて、なるほど・・・と興味を持った。3月2日(土)、泉ふれあいホームで泉区地域子育て支援拠点「スキップ」主催の楽しいパッピー子育て支援講座「アーユルヴェーダから学ぶ」が催された。定刻30分前には若いお母さんや幼児がにぎやかに集う。託児スタッフ等が、講習の間、お相手にあたる。「お母さん方は、講習の途中で子どもさんの顔を見に行かないように。声も掛けないように」。主催者からの注意事項。厳しいぞ。
 「癒し健康になる方法を知り、心身のケア、ストレスの解消など、自分自身はもとより、夫婦間・親子間のコミュニケーションをより深めるための講習」。そのための具体的な実技・手法として、「ヨガや呼吸法とセルフマッサージによる内外からの刺激で、自分自身を知るコントロールの方法」を学び、生活をよくする。・・・だんだん理解できてきた。
  講師の島田恭子さん
  講師の島田恭子さん
 講師の島田恭子先生。ベビーマッサージインストラクチャー。育児セラピストトレーナ。白百合ベビーホーム・親子のひろば にこにこパーク施設長(中田町)。肩書きは書ききれない。雰囲気を出す為に、インドの服装。特に今日のポイントであるインドの「アーユルヴェーダー(生命の科学)のコース修了」。この目的は「予防医学」。
 自己紹介で、「従来の母子への支援では、支えきれない事故が多い」ことから、「どうすれば親を支え、幼い生命を守れるか」を思索。子どもの「生きる・成長する・守ってもらう」の三つの権利の必要性を痛感し、この哲学に共鳴。更に、インドでの生活を通じ、確信を掴む。
 講習は、このやや難解な講義から始まり、「自分の体質を知る」「身体のエネルギーのポイント」と続き、小憩。
セルフマッサージ  
 セルフマッサージ  
 メインの実技。部屋を暗くし、暫し「瞑想タイム」へ。インドらしい神秘的なメロディーに誘われ、胡坐をかいて数分。「自らの体質や生活習慣をあらためて見直し、自分を知ることが必要」。宗教的?いえ、哲学です・・と(先生)。
 このあと、簡単なセルフマッサージへ。ゴマ油によるオイルマッサージの効用が説明され、特に頭・耳・足の裏がポイントだそうだ。みんな静粛に黙々と励む。
 
 この辺りから、ママに呼び出しが掛かる。「○○さん、・・・」(託児スタッフの小さな声)。子どもさんが呼んでいる様だ。そろそろ限界かな? 返ってきたお母さんに聞いてみる。「大丈夫でしたか?」「はい!」「うんちですか?」「そのとおりです!」 やっぱり、これだけはママじゃなければ・・・。
  瞑想タイム
   瞑想タイム
 時間の都合で、「日頃取り入れたいヨガのポーズ」が出来なかったのは残念だったが、参加者の声は満足そう。「ママ友」の紹介で〜、「ベビーマッサージに興味があって〜」「妻に誘われて〜(唯一のヤングパパ)」など、40名近い。3時間くらい欲しかったが、子どもさんが我慢してくれるかな?という意見も。
 社会的にも子育ての話題は多いが、悲しいニュースもある。「お子さんのことを優先する生活で、自分を癒す時間を取れないパパ・ママ。でも、子どもは周りの明るい笑顔と元気が大好き」(先生)。思い通りにならない子育て。でも、まわりには応援の人や地域が沢山あることを思い出そう。(M/I)