トップ |ボランティア関係 |イベント・講座 |高齢者支援 |障がい者支援子育て仲間 |地域の活動 |災ボラ連絡会 ボラネット |

泉区地域防災拠点運営委員 研修
 災害を想定した地域防災拠点運営シミュレーション
 HUGを活用して

 
   
 災害が起きたとき、震災時避難所となる地域防災拠点では、どんなことが想定されるのか、その場合、どう対処すべきかを考えるシミュレーション訓練が、泉区内各地域防災拠点運営委員を対象に2月26日、泉区役所会議室で行われた。

 設定条件は、午前11時マグニチュード8の地震が相模湾沖合20キロ、震源の深さ10キロで発生。冬の日曜日、現在午後4時、気温7度、夜間は0度、ライフラインはすべて停止、小学校校舎、体育館は被害なし。次々と次々と避難してくる人たちをどう収容するかを、拠点別のグループで意見を出し合い進めていく。各テーブルの上には学校の詳細な平面図、そのうち体育館、1,2,3階の校長室や各教室等の拡大見取り図が広げられている。
災ボラメンバーも入り、拠点運営シミュレーション  
災ボラメンバーも入り、拠点運営シミュレーション 

 今日の講師、山路清隆氏のシミュレーション訓練に当っての説明後、次々とテーマが与えられる。受付はどこに、対象の町単位に場所を設定すべきか、障がい者、病弱者、認知症者・・・はどこに収容、ペットはどうする、トイレ箇所は、駐車場は、マスコミの取材は、などが次々と与えられ、平面図に張り付けたり、文字で書いたりとしていた。今回のシミレーションは避難所開設後数時間のことではあるが、事前に想定していないと、決定に迷うこととなる。1時間強の訓練であったが、作られている設問の半分程度であり、最後までやってみたいという意見も出ていた。

 昨年11月にも泉区災害ボランティア連絡会と合同で行ったが、今回拠点委員の範囲を広げて行われたもの。発災時には、災ボラと拠点との連携も必要となるため、災ボラメンバーも各グループに入り、訓練に加わった。