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栄・防災ボランティア・ネットワーク 主催 |
防災フォーラム「防災市民力を考える」 |
横浜市危機監理監 上原氏、栄区長 光田氏 の講演と対談 |
安全安心都市とは、災害などからの被害をある程度免れうる仕組みをもった都市で、都市のハードウェアーと市民のソフトウェアーがうまく噛み合うことが必要。災害に耐えうる構造をもった都市をつくる一方、市民は普段から災害に備えて備蓄、家具の転倒防止、防災訓練参加など物の準備、心の準備が求められる。横浜市に関東大震災と同規模の地震があった場合、海に接する地域の災害は大きいが内陸はそれほどでも、と想定される。その場合公助は被害の大きい地域に集中するため、特に内陸部は自助、共助が大切。むしろ、応援を求められるほど、と上原氏は語る。 光田区長は、栄区内での行政としてだけでなく、区内各地で行われている防災対応について紹介していた。特に要援護者対策として、いくつかの地域と行政が協定を結び、了解を得た個人情報を地域に提供し、地域で災害時の対応につき対策を進めていることも紹介していた。 対談では、防災リスクマネジメントWeb 掲載の「危機管理監のヨコハマ防災探訪記」に加え、上原氏が市内の特徴的動向を青葉、都筑、鶴見区などの例を引き紹介していた。 当日、上記探訪記のほか、3月に発行された「わが子を災害から守るために」(A4カラー、22ページの冊子)と「栄・防災ボラネット通信」(3月1日発行、A4カラー、8ページ)が配布された。同通信では当ボラネットの組織・活動が紹介されており、区内各地域での「出前講座」(20年度19件)が異色であった。 |
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江尻記 |