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挨拶する大貫・区連会会長 |
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挨拶する志田・泉署長 |
子どもから大人まで楽しみながら交通安全と防犯を学ぶことを目指した、「いずみ安全・安心フェア」が10/20(土)午後、新橋町の戸塚自動車学校で開催された。
お天気は快晴、風も穏やかで、こういう屋外の催しにとっては最高の日和となった。しかし、この会場が比較的不便な場所にあることが原因なのか、参加者はそれほど多いようには見受けられなかった。
従来、この種の催しは、区役所周辺地区の公会堂やテアトルフォンテなどでの大会形式のものであったが、これからは区内の各地域に会場を設定して、それぞれの周辺住民が参加しやすいようにという考え方で進められているとのこと。
建物の1階ピロティーでは、交通安全人形劇や防犯かみしばいがお子さん相手に上演されて、小さなお子さんを連れた親子が観覧していた。
2階の部屋では、子ども相手の名探偵コナン・人間すごろく、交通安全クイズラリー、反射材糸を利用した「グッズ」の製作体験、標識釣りゲームや、大人相手の飲酒状態体験コーナー、運転操作検査機などが経験できるようになっていた。「飲酒状態体験」というのは、ものがゆがんで見える特殊な眼鏡をかけるもので、完全に酔っ払った状態を疑似体験することができる。この眼鏡をかけたら、とても床に引かれた直線に沿ってまっすぐに歩けるものではない。
屋外では、防犯グッズ展示コーナーが設けられて、引き戸を簡単に開けられないようにする施前等を直接販売し、薬物防止キャンペーンバスでは、麻薬関係の資料が車内に展示され、外から見られるディスプレイにはビデオの映像が流されていた。
ライダーフェア(二輪車競技会)は、あらかじめ参加申込みをして自前のバイクを持ってきた人達が、交通ルールに沿ってテストコースを走行するもので、50ccクラスから中型、大型のクラスに分かれて、1台毎に採点されて順位がつけられ、最後に閉会式でそれぞれのクラス毎に入賞者に表彰が行われた。
この日の最大の呼び物、スタントマンによる交通事故・ひったくり犯罪の再現演技が15時前頃から始まった。時速40kmで車が自転車にぶつかると、そこに乗っていた赤ん坊(これは人形)が跳ね上がって車のフロントガラスに激突すること、危ない乗り方で自転車に乗って後ろから来る車に気がつかずに追突されたときの事故の瞬間には、スタントマンの演技とはいいながら、見ている人達が思わず目をつむって悲鳴を上げてしまう様子が見られた。
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