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車イス体験
乗っている人に思いやりを持って
東中田小4、5、6年生の福祉教育

生徒代表によるモデル試乗  
生徒代表によるモデル試乗  
 横浜市立東中田小学校で11月7日(月)、4年生、5年生、6年生を学年別に分けて、9クラス全員、256名を対象に車イス体験を通した「福祉体験学習」が同校体育館で行われた。介助される人の立場にたった介助のあり方、介助する場合の色々な注意点を実感してもらおうと、泉区社会福祉協議会と同福祉教育サポーターの指導のもと行われた。

 冒頭、車椅子の構造や使うに当っての注意点、車イスに乗っている人の命を預かっている気持ちで思いやりを持って、また乗っている人とのコミュニケーションを図りながら対応してほしいなどの話を聞いた後、全員の前で代表者がモデルとなり車イスに乗り、自走する状態を示した後、全員が交互に体験を行った。
  踏み台の昇り降り
  踏み台の昇り降り

 次に、体育館に跳び箱用踏み台で段差体験、体操用マットで、でこぼこ道と段差体験、狭い道体験としての平均台を平行に並べられた間の走行、急カーブ体験としてのカラーコーンの間をS字カーブ走行など作られたコースで2人1組となり、交互に介助する人、される人の体験走行を行った。
平均台の間を狭い道通行体験  
平均台の間を狭い道通行体験  

 子どもたちは、介助される時は段差の昇り降り時の怖さや、でこぼこ道での乗り心地の悪さを、介助する時は段差の昇り降り時の扱いの難しさ、デコボコ道で向きを変える難しさ、狭い道や急カーブで周りにぶつけないか、こわごわ動かした、など操作の難しさを感想として語っていた。また、車イスが、こんなに大変なことだとは思わなかった。今度車イスの人が困っているような様子を見かけたら、何かお手伝いしたい、と話す子もいた。そういう時は、必ず声かけをしてからしてください、とサポーターは注意事項として語っていた。