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車イス体験
下和泉小 4、5、6年生の福祉教育

 
 横浜市立下和泉小学校4,5,6年生の福祉教育の一環として「車イス」体験が同校体育館で11月28日(木)に行われた。指導者として、泉区社会福祉協議会と同福祉教育サポーター(ボランティア)、下和泉地域ケアプラザのほか、横浜市大看護学部の学生も参加していた。

 車いすを使うに当っての注意点、体験コースの説明の後体験が始まった。跳び箱用踏板を使って坂道の登り降り走行体験、カラーコーンの間をS字に通ることで急カーブ体験、平均台を平行に並べられた間を通ることで狭い道体験、体操用マットで、段差と凸凹道体験等が体育館内に作られ、児童生徒たちは学年別・クラス別に、2人一組となり、介助される側、介助する側を交互に体験した。

 介助される時は凸凹道での乗り心地の悪さや段差での怖さを、介助する時は段差の昇り降り時の扱いの難しさ、急カーブでの操作の難しさを感想として語っていた。また、車イスに乗っている人を見かけることがあるが、こんなに大変なことだとは思わなかった。今度見かけたら、お手伝いをしたい、と話す子もいた。そういう時は、必ず声かけをしてからしてください、とサポーターは注意事項として語っていた。
踏み板を使っての登り下り体験   マットで悪路、段差走行体験
 踏み板を使っての登り下り体験    マットで悪路、段差走行体験