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第32回 横浜市社会福祉大会」開催
地域防災力が被害を減らす
第2部は功労者表彰

林・横浜市長から表彰状の授与
林・横浜市長から表彰状の授与 
 第32回 『横浜市社会福祉大会』 が10月23日(火)午後、関内ホール(横浜市市民文化会館)で盛大に催された。 第1部では、「地域の防災の力が被害を減らす〜東日本大震災を取材して〜」というテーマでNHK解説主幹の山崎登氏の講演が行われた。

 東日本大震災だけでなく、過去の大震災の歴史と各種研究・検証から見えてくるのは、マグニチュード8,9といった大震災後には、7クラスが数年から数十年には必ず起きており、現在はいつ起きてもおかしくない状況。関東大震災では焼死、阪神では圧死、東日本では水死といったように、発災の時間・場所・状況によりの被害が異なる。あらゆることを想定して、できることから対策を。結論として、減災には、@防災対策は裏切らない、A地域の防災力を高める、B普段が“いざ”に活きる、としていた。

 第2部では永年にわたり地域で福祉活動に尽力、貢献された方々への表彰式が行われ、受賞者の代表に横浜市長から表彰状が、横浜市社会福祉協議会会長から表彰状、感謝状が、それぞれの代表に手渡された。(顕彰者一覧はこちら)

 表彰に先立ち、主催者として林・横浜市長は「今日ここにお集まりいただいた方々は、心温まる活動を互いに助け合いながら、長年にわたり積み重ね地域福祉に貢献され、地域に安心と潤いを与えられてきたことに敬意を表するとともに、感謝申し上げます。市として現在、高齢社会に対応し、100万人の健康づくりを進めている。」と述べた。また佐々木・横浜市社協会長は、災害時要援護者対策に力を入れていくとともに、社協の存在が一般に知られていない現状から、認知度向上に努めたい。」と話していた。

 この大会は、横浜市、横浜市社会福祉協議会の主催、神奈川新聞社、横浜医師会、横浜歯科医師会、横浜市薬剤師会、NHK横浜放送局、テレビ神奈川の後援のもとに行われた。