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汲沢中1年生の福祉教育
聴覚(手話)、視覚(点訳、朗読)、車イス、高齢者疑似体験

 横浜市立汲沢中1年生の福祉教育が1月29日(金)午後行われた。1年生を、車いす、聴覚障がい、視覚障がい(点訳)、視覚障がい(朗読)、高齢者の体験グループに分かれ行われた。
 
 同校では、毎年1年生に対し同種の福祉教育体験学習を行っており、今回も泉区社会福祉協議会を中心に、車いすグループは、汲沢地域ケアプラザが、聴覚障害については聴覚障害福祉協会が、視覚障がいの点訳は「点訳グループ 点とうむし」が、視覚障がい朗読は「朗読ボランティアの会 いずみ」が、高齢者疑似体験では、踊場地域ケアプラザと泉区社協の福祉教育サポーターがそれぞれ担当し、行われた。

 筆者は、高齢者疑似体験に立ち会った。踊場地域ケアプラザの生田さんほか、泉区社協の福祉教育サポーターのメンバーが一連の高齢者体験用装備の装着を手伝い、室内から廊下へ、そして階段の上り下り、手袋を二重にはめた手で受付名簿に名前を書いたり、電話をかけてみたり、白内障、視野狭窄体験用のメガネをかけて図書室の本を眺めたりしていた。
 先生は当体験をする生徒に対し、今回の体験学習の目的として次の5点を話していた。
 @「社会福祉」について理解を深め、自分たちがどのようなことができるか考える。
 Aこの体験を通して、福祉活動に参加する姿勢を身につける。
 Bこの隊点で、福祉学習のまとめをする。
 C常日頃、お年寄りが以下に苦労しているか理解する。
 Dお年寄りの助けになる、どのような活動ができるか考える。

 また、体験終了に当って生田さんから、幼児から高齢者、健常者から障害を持つ人、人種も含めて、いろいろな人がいるが、すべての人が幸せに暮らすことが福祉だ、といった福祉に関する話があった。