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当協議会は、泉区内の障害福祉サービス関係者がネットワークを作り、区内に居住する障がい児・者やその家族が持っている福祉・保健・医療・教育・就労などについてのニーズを把握し、地域で安心して暮らせるための支援を実現していくことを目的に年齢別に幼児部会、学齢部会、成人部会のほか、当事者部会および重症心身障害児者プロジェクトを設け活動している。 今回の報告は、幼児、学齢、成人部会ごとに報告された。その後、当事者部会では「交流の輪」として当事者代表6名から、それぞれ活動内容について報告された。 幼児部会では、幼児期の発達や障がいなど育て難さに悩んでいる保護者が、なかなか相談機関へ相談できていない現状があることから、そういった人たちに身近な子育てサロン、子育て支援の会などに当協議会の活動を伝える機会を作ってきた。今後も引続き、地域の団体に働き掛け、連携を図っていく、としていた。 学童部会では、広報よこはま泉区版に、当協議会の取組みを、自閉症の子の気持ちになって綴った電車編、スーパー編、通学編を連載。自閉症に対する理解が深まると、同障害の学童を持った保護者から感謝の連絡が入ったなどが報告され、来年度も是非この継続を、という要望が参加者から出されていた。来年度には、区内小中学校の個別級と福祉の連携強化を目指す、としていた。
成人部会では、「障害者にとっての高齢化」をキーワードに検討。支援してくれている家族の高齢化、本人の高齢化とそれに対する医療的支援について、それぞれ事例発表も含め検討してきた。一事業者の問題ではなく共有化が必要、これら検討・話合いで問題点に気づきがあった。医療や移動の支援は、今後ますます必要である。今後の取組みとしては、『高齢化』をきっかけに、具体的支援方法、環境、ネットワークの構築について協議していきたいとしていた。 重症心身障害者プロジェクトでは、区役所など関係機関、関係者など合同の会合を持ち、支援について検討し、通所先を増やすことと長期休暇時の余暇活動増加を取組みの中心としてきた。来年度は、日中活動先の拡大の提言と夏季休暇中の余暇を重点課題とする。参加したメンバーからは、参加者同士の関係ができ、いろいろな立場からの意見が聞けて良かった。皆で共有し解決に向かって取り組み、何らかの形になればと願っている、としていた。 最後は、『交流の輪』として活動している当事者から、まずこの輪をどういうものにするかの話し合いで、いつでも(土曜、日曜も)行ける場所、多くの仲間が増えること。そして、やってみたいことは、旅行、話合い、花見、カラオケ、スポーツなど多くのことが出てきたが、そのうち、今期は自主的に企画し実行されたディズニーランド、ズーラシアへ小旅行について発表していた。急に横揺れが、そしてだんだん大きくなり、それも長く続いた。揺れが収まったところで、全員館内から避難することとなった。 |