トップ |ボランティア関係 |イベント・講座 |サロンの活動 |地域の活動 | 災ボラ連 |

団塊世代 パワーのいずみ
「難問解決!」のキーワードは「ご近所・地域」の底力でした
元NHKアナウンサー 堀尾昌明さんが熱弁

熱弁の堀尾さん
 「今こそ経験豊富な、志と情熱をもったリーダーのもと、住民のパワーを地域に還元する環境にあり、そのチャンスだ。住民・地域が抱えている困っていることを、住民がグループで分担し協力し合いながら解決している地域が全国にたくさんある。」と語るのは、元NHKアナウンサーで、「日本の底力」「難問解決!ご近所の底力」など多くのNHK地域応援キャンペーン関連番組の司会を務めてきた堀尾正明さん。

 「団塊世代 パワーのいずみ」事業の一環として堀尾正明さん講演会『「難問解決!」のキーワードは「ご近所・地域」の底力でした』が7月22日(火)泉区民文化センターで泉区役所地域振興課主催で開かれた。
満席の会場

 「日本は過去人口増加が続いてきたが、すでに減少の時期に入った。それに伴い、国の財政問題から行政サービス面の制約がある一方、地域での困りごと・要望も多様化している。「難問解決!ご近所の底力」番組で170回放映し、「自分たちの地域は自分たちで守ろう!」と立ち上がり、成功している多くの地域がある。」東京杉並区のある街での「空き巣」撲滅作戦を例に、住民が立ち上がった様子、行動の経緯、その結果、毎年100件を超える「空き巣」が、1年後には0件となったことなどを、ビデオを放映しながら、熱く語っていた。こういった成功しているところの特徴は、困りごとを抱えている、志を待った情熱あるリーダーがいる、グループを作り分担して進めている、といったことが言える。いろいろな経験を持ち、多くの元気な住民がいる現在、そのパワーを今こそ地域に還元する場面だ、としていた。