トップ |ボランティア関係 |イベント・講座 |高齢者支援 |障がい者支援子育て仲間 |地域の活動 |災ボラ連絡会 ボラネット

泉図書館 読み聞かせ講座
本と子どもをつなげる読み聞かせ
まずはここから!コツのコツ 

  ほんのめくり方にも…
   ほんのめくり方にも…
 子どもに本を読んであげる。小さい時に両親に本を読んでもらった。誰でも経験してきたこんなことが、こんなに奥深いものとは知りませんでした。寝そべって読んでくれた父、膝の上であやしながら読んでいた母。同じ本をボロボロになるまで、「読んで読んで」と、せがんだ想い出は忘れられませんね。
 
 ここ数年、「読み聞かせ」ボランティアが増えてきています。子どもにであり、高齢者にであり、学校であり施設でも行われるようになりました。
 そのコツを勉強しましょうと、9月25日(水)泉図書館で比較的初心の方を対象に講座が開かれました。これは旭・瀬谷・保土ヶ谷の図書館との合同企画です。2回に分けて、今日は「まずはここから!」と絵本の選び方、読み方のポイント講座。次回10月9日(水)は参加者による実習というプログラムです。
はじめての方も  
 はじめての方も  
  泉図書館の自主事業に伺って感心するのは、「優しく易しい」ということです。女性の司書ということもありますが、雰囲気に溶け込みやすく、適正な参加人員でおこなわれるということもあるでしょう。今日も長瀬・高鍬両女性司書が担当です。
 
 子どもは本来、本が好き。読んでもらって、絵本やおはなしにであうことができる。読んでくれる人がいるうれしさ。
 本を選ぶコツは、絵・文‣構成・主人公の4つのポイント。古い本でも子どもには新鮮。リズムある美しい日本語で書かれていること。対象年齢よりやや易しいもの。

 読み聞かせのコツ。ここで本の構造と各部の名称の説明がありました。これは新鮮でしたね。「背」「束(つか)」「のど」「見返し(きき紙)(あそび)」・・・・。知りませんでした。
  次回の教材選び
   次回の教材選び

 さあ、読みの本番です。ここでも、絵本の持ち方(横長と縦長での違い)、ページのめくり方、テンポ、抑揚のつけ方・・・など、基本的なことを教わりました。特に「本をまるごと子どもに見せる」ということには、感心させられました。
 各項目の間には、司書による読み聞かせの実技があり、参加者も引き込まれるように聞き惚れていました。たしかに、まるごとですね。また、図書館の利用(司書・コーナー)も説明され、会場内に並べられた参考教材を手に取りながらの質問もありました。

 次回はこの教材の中から、各自選んだものを実習発表することになりました。「声に出して10回は読みましょう」、チクリとけん制されましたが、みなさんやる気満々でした。 楽しみな10月9日です。(M/I