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泉区防災ライセンス・リーダー・スキルアップ研修会
救命処置と気道異物の除去と応急手当傷病者

 気道異物除去で「腹部突上げ法」を
気道異物除去で「腹部突上げ法」
大人の傷病者を一人で搬出 
大人の傷病者を一人で搬出 
 泉区(総務課、泉消防署)では、同区内の「横浜防災ライセンスリーダー講習」修了者を対象に、「災害時における実践能力向上と各地域防災拠点における各種訓練での指導者育成」を目指し、10月18日(日)午前中、泉区役所において「泉区防災ライセンスリーダー・スキルアップ研修会」を開催した。今回の訓練内容は、心肺蘇生法、AEDを含めた救命処置、のどに物が詰まった時の気道異物除去、傷病者搬送法、出血に対する応急手当について行われた。これは、7月31日午前・午後に行われた生活資機材、救助資機材の取扱い訓練につづくもの。

 救命処置訓練では、泉消防署予防課の斎藤署員から、倒れている人の発見から、意識・反応確認、応援依頼、気道確保と呼吸の確認、呼吸なしの場合、人工呼吸(2回)と胸骨圧迫(心臓マッサージ(30回とその繰り返し、AED到着・装着・その指示通り、必要の場合人工呼吸・胸骨圧迫の繰返し、救急車到着まで 詳細にわたり注意点も含め説明があった。参加者を3グループに分け、それぞれにインストラクターがつき、全員が個々に練習、確認、訓練を繰り返した。

 気道異物の除去では、後ろから傷病者を抱え片手で握りこぶしを作りみぞおちの下方から上方に向かって圧迫する「腹部突き上げ法」や「背部叩打法」など数種類に亘って説明していた。出血塩止血については、湿気粒の直接圧迫することが基本であること。傷病者の搬送に方法として、簡易担架、毛布だけ、1人で、2人で、3人でなど、身の回りにあるものを使ってのいろいろな方法を伝授していた。