|
|
まず体験学習用の
装備をモデルを見ながら装着
|
|
膝・肘に曲がり難くさせる特殊サポーター、手首・足首には錘、指の感覚を鈍くさせるため右手にゴムと綿の手袋を二重に、視野を狭くしたり、ぼやかせたりさせる特殊メガネを、さらに前かがみにならざるを得ないようにポケットに砂袋を入れたチョッキを着る一連の作業を、最初はサポーターに手助けをしてもらいながら、後には友達同士で交互に行っていた。これらは高齢者体験用装備の装着作業。
いよいよ体験実施。ステッキを持ち、友達に誘導されながら、室内から廊下へ、そして階段の上り下りをして部屋に。手袋を二重にはめた手でペットボトルからコップに水を注ぐ。壁に貼ってあるチラシの文字を読んでみる。特殊メガネをつけたまま用紙に住所・氏名を書く。白衣を着脱。こういった一連の動作を全員が交代で行っていた。
これは横浜市立西が岡小学校が行った「福祉体験学習」。12月1日(月)午前、6年生全員を対象に2グループに分け行われた。高齢になるにつれて誰もが、体力体調面で変わっていき、行動が制限され、歩く速度や行動がゆっくりになるし、目が見えずらくなるなどを実感してもらうとともに、高齢者に思いやりを持って接してもらうための高齢者疑似体験で、泉区社会福祉協議会および同協議会の福祉教育サポーターの指導のもとに、昨年度に続き行われた。
|
|
|
階段を上り下り |
このチラシの文字が読めますか? |
白衣の着脱に一苦労 |
|
|