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上飯田夏休み日本語教室
泉区上飯田地区の外国籍小学生対象で

 
AJALT関根理事から修了証と記念品授与
AJALTの関根理事から
修了証と記念品の授与
                                                                           外国籍の小学生たちは、この「夏休みの日本語教室」での勉強したものと感想文を色テープで装丁し、表紙に名前や好みの絵を描いた冊子を持って、全員の前でその感想文を読み上げていた。

 かながわ難民定住援助協会は、(社)国際日本語普及協会(AJALT)のバックアップのもと、「上飯田夏休み日本語教室」をこの夏休み期間中の6日間、いちょうコミュニティ・ハウスで開催。今日8月29日(水)はその最終日。期間中に勉強したことの総まとめと、その発表に続き、修了証授与が行われた。
個別指導を受ける子どもたち
個別指導を受ける子どもたち


 参加した生徒は、泉区上飯田地区在住の1年から 6年までの小学生。今回この教室への登録者は20名。中国、ヴェトナム、カンボジア、アメリカにつながる子どもたち。学習内容は、国語、算数を中心に 1学期の復習と夏休み宿題ドリル対策。AJALTからの専門家と地域のボランティアが学年別、個人別に担当し指導をしていた。期間中には、なかなか勉強に集中できない子や、普段のストレスを発散する子などもいたが、最終日の発表時には神妙に、また堂々と発表していた。

 上飯田地区には定住する外国籍の住民、外国につながる住民が多く、日本語での会話にそれほど不自由しない子でも、学習面で付いていけない子も多いことから、かながわ難民定住援助協会ではAJALTの協力の下、毎年、年間 3回、1回 6〜10日間 『日本語教室』 を継続して開催しており、既に小学校を卒業した子や、今回参加した子の中には毎回参加している高学年の子もいた。