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29団体が「地域活動見本市」に出展
団塊世代に活動紹介


実際に体験する団体のコーナーも
実際に体験する団体のコーナーも
 泉区内で活動している各種団体の内容を紹介する「地域活動見本市」が、9月9日(日)10時から立場地区センターで開かれた。この見本市は、泉区生涯学習センターが主催したもので、これから地域参加するに当っての参考例として、区内の団塊世代対象に開催されたもの。
 
 参加した団体は活動する仲間を募る意味で出展しており、福祉、環境、健康、防災、異文化、地域、I Tといった分野の団体のほか、音楽、俳句、華道、工芸、詩吟、歴史散策といった幅広い分野までの合計29団体。

 泉区では、団塊世代がこれまで仕事や趣味を通して培ってきた様々な経験や知識、技術を、福祉・環境保全などいろいろな分野の地域活動に活かし、新しい担い手となってもらい、活力に満ちた地域社会を目指し、「団塊世代パワーのいずみ事業」として展開しており、今回の見本市もこれの一環。ある出展者は、今回
交渉結果を発表
交渉結果を発表
来場者が少なかったが、こういった活動は団体のPRのためにも、継続開催が大切だ、と語っていた。

 この見本市では、(財)さわやか福祉財団理事の丹直秀氏により「組織から地域へ ・・「普通の人」が支える地域づくりを目指して・・」をテーマにした講演会が同時開催された。講演の中で、数人ずつのグループを作り、テーブルに蒔かれた「ゴミ出し」「食事づくり」「裁縫」「パソコン」などと書かれたカードから10年後の自分を想定し「自分がやってほしいこと」を選び、グループ内でそれをやってくれるよう互いに交渉する体験ゲームが行われた。もらったカードが多い人はボランティア・センスがある人、カードの少ない人は助けられ上手。当財団で提唱している地域通貨、時間通貨も同じ考えのもので、どんな人でもやれることがあるし、地域で、近くの他人同士で助け合ってほしい、と丹さんは語っていた。