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幼児安全法講習
心肺蘇生法と喉の異物除去を実習しました!

乳・幼児のダミー人形で模範を示す指導員
乳・幼児のダミー人形で模範を示す指導員
 「子どもにとって“不慮の事故”に会うことは多い。そうならないための予防の大切さ、事故に遭わないためには、どうしたら良いかは重要です。しかし、今日は不幸にして、意識不明、呼吸停止になってしまった場合の対応について勉強します。また、のどに飴などが詰った時の対処法も説明します。」と話す日赤の丸山指導員の話と指導に、部屋いっぱいに集まった若いお母さんたちと若干名のお父さんたちは、真剣に救命処置の実習体験を行っていた。

 「知って安心!子どもの応急手当 〜幼児安全法〜」の第3回目の講座が、泉区社会福祉協議会、日赤泉区地区委員会、NPO法人ちょこっといずみ、緑園地区社協、オークマ’S倶楽部の共催により、10月29日(水)午前、緑園クラブハウスで行われた。

  講師となった日赤泉地区の丸山康雄さんと和田誠一さんの指導で、ダミー人形を使っての人工呼吸、心臓マッサージの模範演技に続き、全員が4グループに分かれ交互に実習を行っていた。参加者のほとんどが、この体験は初めてとのことで、指導員が各グループを回りながら、注意点など指摘していた。一巡すると、次にAEDの実習に移り、心肺蘇生法とAEDを組み合わせた一次救命の一連の処置を全員に体験させていた。

 さらに、誤飲・誤嚥によりのどが詰まった時、気道異物の除去について、子どもの上腹部に握り拳の手を当て瞬間的に突き上げる腹部突き上げ法や太ももで子どもを支え、頭を低くさせ、背中をたたく背部叩打法を人形を使って説明していた。ただ、乳幼児や妊婦には腹部突き上げ法は実施してはいけないと付け加えていた。

 
 今回参加のお母さんたちは、乳幼児も含め幼児同伴の人が多かったことから、別室ではボランティアの人たちによる保育も行われていた。 
 日常的に起こりやすい事故、その応急手当としての園応急手当としてのAEDを含めた救命処置を学び、万一の場合に備えて対応できるようにと、泉区内の各所でこういった講習を行い、今回がその3段。
AEDも含めた一次救命処置の実習 乳幼児の誤飲・誤嚥の対処は…
AEDも含めた一次救命処置の実習 幼児の誤飲・誤嚥の対処は…