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幼児安全法講習
喉の異物除去と心肺蘇生法

萩原講師の説明を聞くお母さんたち
 「のどに飴がつまった!そんな時どうしますか? こんな日常生活で起こりやすい事故、その応急手当について学びましょう!」 との呼びかけに、部屋いっぱいになるほど集まったお母さんたちは、真剣に話を聞き、救命処置の体験を行っていた。

 「知って安心!子どもの応急手当 〜幼児安全法〜」講座が、泉区社会福祉協議会、日赤泉区地区委員会、NPO法人ちょこっといずみの共催により、3月4日(火)午前、泉ふれあいホームで行われた。

 乳幼児、特に幼児の死因の第1位は不慮の事故。その原因の主なものは、窒息、溺水、転落・転倒、誤飲、熱傷、交通事故などで、多くは発生が予防できるといわれている。また不幸にして事故が起こっても、適切な手当てを素早く行うことにより、命を守り、傷病の悪化を防ぐことができることから、手当の正しい知識と技術を学び、万一の場合に備えて対応できるようにと、この講座は企画された。

 講師となった日赤泉地区の萩原健彦さんほか1名の指導員から、誤飲・誤嚥によりのどが詰まった時、気道異物の除去について、子どもの上腹部に握り拳の手を当て瞬間的に突き上げる腹部突き上げ法や太ももで子どもを支え、頭を低くさせ、背中をたたく背部叩打法を注意点を説明しながら人形を使って説明していた。また、呼吸停止の場合について、心肺蘇生法とAEDを組み合わせた一次救命処置を全員に体験させていた。また乳幼児に対する処置については、特に別コーナーで指導をしていた。 
 
 今回参加のお母さんたちは、乳幼児も含め幼児同伴の人が多かったことから、別室ではボランティアの人たちによる保育も行われていた。
 なお、YCV(横浜ケーブルビジョン)が取材におとづれており、今回の講座の内容につき、3月10日(月)から1週間、放映される予定となっている。
乳幼児の心肺蘇生法体験 AEDも使い心肺蘇生体験 保育ルーム