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「Safe Kids いずみ」 の 「ピタコロゴロン一座」
小さな消防士になろう!
火事や火傷の予防法


ぼくも、わたしも消防士!
 小さな子どもたちは、消防服とヘルメットをつけ、小さな消防士になった気分。犬のきぐるみの消防キャラクター「ハマくん」と泉区のマスコット・キャラクター「いっずん」くんと一緒にポーズをとり、お母さんたちから写真を撮られていた。

 「Safe Kids いずみ」の「ピタ・コロ・ゴロン」一座による「小さな消防士になろう!」公演が3月25日(火)午前、泉区役所1階の生涯学習支援センター前で行われた。火事や火傷の予防法をお母さんだけでなく、小さな子どもも覚え、火災時に自分の身は自分で守ってもらおうと、一座自作のパネルシアターやクイズで遊びながら好演していた。
これは、熱いかな?冷たいかな?

                                         「これは熱いでしょうか。熱いと思うときは○、冷たいときは×の札を上げてください。」と言いながら、当一座の永岡さんは、アイロン、ジュース、お風呂、やかんなどを次々と絵で示すと、子どもたちは一斉に、ほぼ全員が正解の札を挙げていた。パネルシアターで、ガスコンロに乗せた鍋でカレー料理を作りながら、自分の衣服に火が付いたら、どうしますか。腕を振って火を消そうとしますか。そんなことをしたら大変です。その場でピタっと止まって、コロっと床に伏せて、ゴロンゴロンとして空気を遮断しましょう。そうすると火が消えます。」と子供たちに語りかけ、子どもたちにもやらせ、できると全員が拍手。

煙の下をハイハイシして逃げましょう
 「火事の時、まず煙が出ます。火災で死んでしまう人の多くは煙を吸うためです。煙はどんどん上にあがっていきますが、天井に着いたら今度は下に降りてきます。でも、床から50pぐらいまでしか降りてきません。そこをハイハイして逃げましょう。さあ、皆さんやってみましょう。」と白布で煙に見立て、だんだん高く上げ、そして下げ、50pぐらいのところで拡げ、その下を順に子供たちは楽しそうにハイハイして潜っていた。
 同一座の一員でもある泉消防署の三平予防課長は、煙感知器で警報音を聞かせ、この音に敏感になってくれるよう、お母さん方に子どもに言い聞かせるよう語りかけていた。

  子どもの死因第一位は「不慮の事故」。事故は予防することができるという思いで、泉区役所地域振興課(生涯学習支援センター)が昨年「子供の事故防止ボランティア養成講座」を開催。「ピタコロゴロン一座」は、その講座を受講したメンバーが設立したもの。