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「Safe Kids いずみ」 「ピタコロゴロン一座」
YMCA山手台保育園アルクで公演
「火災から自分を守ろう!

これは(触ると)熱いと思う人は?
 「ピタコロゴロン防災教室」が9月5日午後、YMCA山手台保育園アルクで開催され、園児たちは火や熱いものに対する注意と、身体や服に火がついた時に自分で消す方法、火事の時逃げ出す方法を学んでいた。

 「ピタコロゴロン一座」座長の永岡さん自作のパネルシアターを使って、長岡さん親子の熱演で園児たちも、身体や服に火がついた時、「ピタ(動かずに)、ゴロ(横になって伏せ)、ゴロン(転がる)」をし、火を押しつぶし消すことを、全員が一緒になって実演していた。
 また、「火事の初めには煙が出ます。でも、床から50pぐらいまでは煙はありません。そこをハイハイして逃げましょう。さあ、皆さんやってみましょう。」と泉消防署予防課の三平課長。白布を煙に見立て、だんだん高く上げ、そして下げ、50pぐらいのところでを止めると、その下を一斉に子供たちは楽しそうにハイハイして潜っていた。
 また三平課長は、応援に駆け付けた犬のきぐるみの消防キャラクター「ハマくん」とともに、、設置が義務付けらることになった煙感知器の警報音を聞かせながら、「これは、夜寝ている時でも火事を知らせてくれます。みんなの家にも、ぜひ付けるように、お父さん、お母さんに話してください。」と語りかけていた。

 当日は、当保育園の保護者も含めた防災訓練で、お母さんたちも一緒に観覧。また横浜市消防本部からも参観に訪れており、市内全区への参考にしたいとしていた。

 子どもの死因第一位は「不慮の事故」、しかも死亡事故だけでなく、重い後遺症で苦しんでいる子どももいる。事故は予防することができるという思いで、泉区役所地域振興課(生涯学習支援センター)では昨年「子供の事故防止ボランティア養成講座」を開催。「ピタコロゴロン一座」は、その講座を受講したメンバーで結成、昨年から保育園・幼稚園や子育てサロンなどでの公演を実施している。
 今年度も地域全体で事故による傷害を減らそうと「子供の事故予防推進ボランティア養成講座」を開催、事故予防推進活動を行っている。
煙の下をハイハイシして逃げましょう 消防署から応援に
「ハマ」くんも駆け付けました。