トップ |ボランティア関係 |イベント・講座 |サロンの活動 |地域の活動 |2007の様子

「Safe Kids いずみ」
地理情報システムで安全・安心まちづくり
泉区中田地区発! PTAから生まれた市民活動


GISの有用性を熱く語る小山さん
GISの有用性を熱く語る小山さん
 『泉区中田地区の3小学校管轄地域で、デジタル地図とインターネットを使う「地図システム」を使い、同地区連合町内会、PTAとの協働で「子ども安全マップ」「地域防災マップ」づくりを通して “安心・安全なまちづくり”を進めている。』 と語るのは、特定非営利活動法人BigMap 理事の小山浩子さん。
 
 この講座は、泉区役所生涯学習支援センター主催の「子どもの事故予防ボランティア養成」連続講座の最終日、2講座の一つ「GIS(地理情報システム)で子どもを守る」。

 地図によるコミュニケーションは、インターネットを活用することで大きく発展してきた。リアルタイムに、多くの人と瞬時に情報を共有できるだけでなく、直感的で分かり易いというメリットがある。この9月にNPO法人化の認可も受け、現在は中田地区を中心に活動を進めているが、今後は行政管轄の範囲を超えて、BigMapのWeb マッピングツールを拡げて行きたい、とのこと。

 小学校のPTA校外指導委員長時代に、泉区役所から安全・安心マップづくりの提案を受けたのがきっかけで検討がスタートした。しかし、いろいろと進めていく中で、PTAだけの活動では限界を感じた。、PTAも地域の一員だとの気づき、一方学校の外に目を向けると、専門知識がある人、暖かい支援者など豊富な人材がいることが分かった。そういった幅広い人たちの協力を得て、NPO設立に至ったとのこと。小山さんは、苦労の中で得たすばらしい経験と、これからのこのやりがいのある仕事に対する意気込みを、熱く語っていた。