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今年10月に行われた連続講座「Safety Kids いずみ」子どもの事故予防ボランティア養成講座の修了者を対象としたフォローアップ講座の3日目。今回の講座は「泉区の道路・公園 その安全を考える」をテーマに、泉区生涯学習支援センター 主催のもと、12月11日(火)午後6時から泉区役所会議室で行われた。 泉区は道路、雨水・下水道整備率が横浜市内でも低い状況。現在進めている区内の主な事業は長後街道、しらゆり公園再整備、中田地区雨水対策。横浜市内での事件・事故事例と区内公園総点検実施の状況などが説明された。また公園の愛護会や水辺愛護会など住民参加による維持管理が行われている状況と合わせ、今後の安全対策の考え方ついて説明された。特に市内にある92公園の内86公園に愛護会があること、愛護会は泉区が発祥であることも強調されていた。 その後、予定時間をオーバーするほど安全面で活発な意見交換が交わされていた。道路については、狭隘な道路が多く、歩行者が歩きやすい空間の確保が困難な状況ではあるが、交差点のカラー舗装化や子どもにとって好評な交差点手前路面に描かれた泉区のマスコット・キャラクター「いっずん」、自転車道確保のため実験路の可能性、ハンプ、一方通行などが話題に上がっていた。 公園については、公園の実際の利用者は誰か、幼児とその母親か、愛護会は利用者なのか管理者なのか、その役割は、など意見が交わされた。また危険・予防については、遊具の破損、ボルト外しなど安全に関わる悪質ないたずら、ゴミのチョイ捨てなど、乱れているマナーをどう良くしていけるか、禁止看板設置の効果は、また危険に対し子どもが自分で自分を守るための教育や事故予防に対する住民の意識付け、危険情報の連絡システムなどについても意見交換されていた。究極は住民が主体であり、行政がバックアップし、住民が進めやすい環境づくりなのでは、といった意見も出ていた。 この講座が災害時・事故時に、どう対応すべきかの知識とスキルを得るとともに、地域で事故予防の活動の輪を拡げるため行われている。そのため、今回は道路・公園についての勉強会であったが、異業種の幅広い関連知識・情報を持った部署・人たちにも加わってもらいたい、との話も出ていた。 |
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