|トップ |ボランティア関係 |イベント・講座 |サロンの活動 |地域の活動 |2007の様子
今年10月に行われた連続講座「Safety Kids いずみ」子どもの事故予防ボランティア養成講座の修了者を対象としたフォローアップ講座の2日目。今回の講座は、「リスクウォッチ」を極めよう A として、水難、転落・転倒、窒息事故の予防対策について、泉区生涯学習支援センター 主催のもと、行われた。 今回の講座は、アメリカで子供向けに作成された“不慮の事故予防対策カリキュラム(Risk Watch )”の内容をもとに行われていた。水難、転落・転倒、窒息による事故の実態と保護者に対するメッセージ、予防・安全確保の基本、子どもに教える項目と子どもに対する記憶テストとしてのゲームなどアメリカでの状況に加え、日本、横浜の実態を踏まえながら、受講者との意見交換が行われた。 転落・転倒は子どもの怪我で最も多く、遊び場での怪我の大半が転落であることから、子どもに具体例を示すなど転落予防メッセージを示していた。窒息については、大多数が食物と関係するが、衣類、スカーフ、ネックレス、最近多いストラップにも話題が広がっていた。またアメリカでは、10歳以上の子どもは、CPR(心肺蘇生法)とハイムリック操作が教えられていることも紹介された。
この講座が災害時・事故時に、どう対応すべきかの知識とスキルを得て、地域で事故予防の活動の輪を拡げるため行われている。そのため、実際にどういった場面で、どのようなことができるかにも話が及び、具体的な提案も出されていた。 ほぼアメリカ全州に採用され、子ども向けに活用されている“Risk Watch”は、子どもに頻発する事故について、子どもが楽しみながら学べる教材で、@車の安全 A火災とやけど予防 B窒息予防 C中毒予防 D転倒・転落予防 E武器の安全 F自転車と歩行者の安全 G水難事故予防 の8項目で構成されている。また、子どもが、自分で自分の身を守るサバイバル能力が育つことを目指している。 さらに、カリキュラムは保育園/幼稚園、小学1-2、小学3-4、小学5-6、および中学7-8に分割され、明確な目標能力と知識が与えられており、国語、算数、理科、図工、保健のクラス授業の中に採り入れやすく、特別なクラスを作る必要がないことが特徴だ、としている。 |
||||||||||||