Safety Kids いずみ ボランティア養成講座 第2回 |
住宅内の事故をなくそう! |
子どもは予想もしない行動をとる |
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危険は身近にいろいろと |
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セーフティ・キッズ いずみ ボランティア養成講座の2日目が7月12日(土)午後、泉区役所地域振興課の主催により同会議室で開催された。今回の講師は日本大学理工学部建築学科講師の八籐後猛さん。《「住宅内の事故」をなくそう!》をテーマに、住宅内で起きる事故の実態、身近なところに潜む危険を解説。
『育児中には小さなケガなどは絶えないと思うが、重大事故でないと報道に採り上げられない。小さな事故・怪我でも、作る側に伝われば、作る側の改善につながる。しかし、「特に住宅内の事故は、どうしても自分の所為にしがちだが、自分や子どもの所為にしないでほしい。メーカーに意見を言えば必ず改善につながる。また重大な事故の場合は次世代のためにと思って、消費者生活センターや公的機関に通報することも大切。作る側にとっても、良い結果に結び付けることができることになる。』と語っていた。
身近なところに潜む危険として、椅子や台、部屋や廊下にある柱の角、階段、ドアやコンロ、回転扉、ベランダ、窓、浴槽などの事例を挙げていた。また、子どもは想定外の行動をするとともに、その行動範囲も年齢別に見ても、それぞれ水平、垂直能力が一般に考えられている以上であることから、、手すり柵乗り越えによる転落重大事故やドアーや簀の子の隙間など狭い隙間でも幼児の指切断・骨折の例など住宅内の至る所に危険が潜んでいるとしていた。
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