|トップ |ボランティア関係 |イベント・講座 |高齢者支援 |子育て仲間 |地域の活動 |災ボラ連絡会 |ボラネット |
|2008年Safety Kids の総括 |2009年Safety Kids の総括 |2010年Safety Kidsの総括 |
窒息とは、呼吸ができないこと。窒息には次の3つがある。@飴、豆などによる「喉の詰まり」 Aビニール袋などにより、鼻・口がふさがれ「酸素欠乏」 Bネックレスや紐などで首が締め付けられ「首の圧迫」。 不慮の事故による乳幼児の横浜市の死亡率は、数字は小さいが、全国平均を常に上回っており、平成20年度には10万人当たり22名。しかし、死亡に至らない、例えば脳障害となってしまうものは数字に表れていない。スエーデンではここ10年間で死者は1人。 シーツが顔に掛ったり、乳酸飲料のふたを喉に詰まらせたり、ビスケットをたくさん口に入れ詰まらせたり、新聞配達時の防水用ビニール袋が顔につき呼吸停止になったり、こんにゃくゼリーをのどに詰まらせたりと、多くの事故例を示し説明していた。 食べ物による窒息事故は、東京消防庁のデータによると、ご飯、餅、野菜・果物、パン。重症となる割合はパンが大きい。 そして、『安全基本ルール』として、@食事時には、必ず座る。A小さくした食べ物をよく噛む。B食事の際は、なるべく誰かが傍にいて注意して見守る。Cコイン、風船、おはじき、ボタンは危険。D仰向けに寝た状態や、歩きながら、遊びながら、ものを食べさせない。E食事中にびっくりさせるようなことはしない、などを指摘していた。 喉が詰まった時の様子は、@急に息ができなくなり、顔色が悪い。Aせき込む、その後静かになり、何か飲んだ形跡 Bヒューヒューゼーゼーし、苦しそうな呼吸 Cゲーゲーという音をさせ、のどや胸が苦しそう。 そして、呼吸が止まっていたら、@大人の人差し指を子供の頬の内側に沿って差し入れ、詰まっているものを出す。A気道がふさがれ、呼吸が弱くなってきたときは、自分の膝の上にうつ伏せに抱き、肩甲骨の間をたたく。B赤ちゃんの場合は、逆さにしても良、など応急処置についても紹介していた。 |
||||||||