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2014年度 泉区社会福祉協議会
「みんなでつくろう!福祉の泉助成金」の説明会

3月17日の助成金説明会の会場  
 3月17日の助成金説明会の会場  
 平成26年度「みんなでつくろう!福祉の泉助成金」についての泉区社会福祉協議会による説明会が、3月12日(水)と17日(月)の両日、泉ふれあいホームで行われた。

 この時期の説明会は、例年2回実施されており、参加者は1回目に集中し、2回目は寂しい限りであったが、今回は2回目も会場いっぱいに参加者は押し寄せていた。

 助成金の対象は「地域福祉推進事業」「障がい当事者活動」「福祉のまちづくり活動」「その他福祉活動」「活動団体立上げ助成」「備品等整備費助成」「年末援護資金配分事業」の内、今回は年末援護資金以外について、助成対象者・その活動内容、助成条件・限度額・注意事項など細かく説明がされた。

 当年度の変更点は、「10万円以上の助成受けた団体」は助成対象経費の領収書(写)の提出が条件となったこと。また、「地域福祉推進事業」「障がい当事者活動」「福祉のまちづくり活動」における参加人数は月平均の参加実人数でも良いこととなったこと。

 この助成金制度は、様々な団体の活動により地域の福祉課題解決が図かられ、誰もが住み慣れたところで安心して暮らしていくことに繋がっていることから、これら活動を行っているボランティア団体・障がい当事者団体・地域作業所・NPO法人などの活動を支援するために設けられている。その財源は、共同募金、年末たすけあい募金、善意銀行、横浜市社協基金で賄われている。

 厳しい経済状況に加え、新規団体登録も進んでいることから、限られた助成金予算に対し、その要求額は増加してきている。一方、各団体では人材とあわせ財源不足に悩まされていることから、皆真剣に説明者の話に耳を傾けていた。参加したのは、地区社会福祉協議会、障がい者団体などの当事者団体、各種ボランティア団体など福祉活動を行っている団体の代表者たち。

 助成金申込は、4月7日(月)から25日(金)までに所定用紙で提出、6月の審査を経て決定され、7月には支給される予定。事業終了後は1か月以内に完了報告が義務付けられている。
 助成を受けた団体は、共同募金活動への協力やチラシ等への共同募金、善意銀行のマークを掲載するよう求められている。