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サマースクールとしては恒例となったこのプログラムは、8月2日(木)午前10時から泉ふれあいホームで行われたもの。「6つの点の組み合わせ」「横書き」「分かち書き」「耳に聞こえるとおりに」などのほか、視覚障がい者は凸面を指先で触読するが、点字を打つときは凹形で、しかも右から打っていくなど点字の仕組みの説明の後、用意された点字一覧表を見ながら点字シート・点筆・点字版を使って、実際に点字を打つ練習をしていた。
はじめは、点筆の力の入れ方に戸惑ったようだが、それもすぐに解決。最後に、好みのデザイン・色の用紙を選び、自分の名刺作成に取り組んだ。指導を受けながら、名前、電話番号、学校名などを打ち込んだ自分の名刺「本日の作品」が完成し、受講生の顔には笑顔が! 日本全国で視覚障がい者は30万人、そのうち点字を必要とする人は3万1千人いることや、表音文字としての点字は読むのは難しいが、暗号を解くつもりで楽しく接してほしい。希望者には、夏休みの間、点字道具の貸出しもあり、点字に興味をもってくれるとうれしい、田村さんは話していた。 |