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あなたは、何に向いている? |
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修了証の授与 |
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8月1日(月)に始まった『いずみサマースクール2011』の閉校式が、8月27日(金)、泉ふれあいホームで執り行われた。 今回のスクールには、小学校4年生から高校3年生までの85名の生徒が参加。真夏の暑い中、区内の保育園、子育て支援拠点、小学校のキッズクラブ、子育てサロン、ケアプラザや高齢者施設でのデイサービス、障がい者施設や同地域作業所などでのボランティア体験のほか、生き抜くための危機管理の体験学習など29のプログラムに、それぞれ分かれて参加した。
冒頭、事務局側から、各施設や教室で行われた状況の写真をスライド放映し、自分の参加した活動場面の映像を見て想い出す子、また参加しなかった先の映像を見てイメージを涌かせていた。また、自分がどんなボランティア活動に向いているか、矢印で追っていき、静かに話を聞く方、活発な動きが合う方など、の説明を受け、自分の災各県をしていた。
次に、子どもたちが参加した子育て関連、高齢者関連、障がい者関連、その他のグループに分かれ、参加体験を振り返り、『どんなことを学んだか、印象に残ったことは?、目標は達成できたか?』などについて発表し合った。そして各グループの代表が全員に対し発表。
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活動状況の映像を観賞 |
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「小さい子たちと仲良くなれ、話しかけらて、うれしかった。」など保育園体験した子どもたち。「施設の人たちの大変さが分かった。最初は、どう話をしたらよいか迷った。」と高齢者施設体験の子。「障がいがあっても、普通の人と同じことができることが分ったし、そう接することが大切だと思った」と障がい者施設体験の子たち。リスク管理を体験した子は「自分の身を自分で守るために大切なことを教えてもらった。特に自分の服に火が付いた時の対処や、不審な人に捕まえられそうになった時の身の処し方の体験が印象的だった。」
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グループ発表 |
子どもたちを受け入れた施設からは、「とても楽しく参加してくれ、参加者同士も仲良くなったようです。」「幼児と一生懸命コミュニケーションを採ろうと頑張っていた。こちらも大変助かりました。」「食事作りや入浴後のケアなどの手伝いもしてもらった。利用者側も若い子供が来てくれて喜んでいた。」など、がある一方、「行儀の悪いこともあり、注意すると返事もないことも」「挨拶や受け答えがもう少し大きい声でできたらよかった」という厳しいコメントもあった。
修了証の授与に先立ち、泉区社協の堀事務局長は、この貴重な体験を生かし、それを友達にも伝え輪を広げてほしい。そして、ぜひ来年もこのスクールに参加を、と話していた。そして代表者に修了証の授与式となった。
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