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地域作業所 ぶどうの樹
みんな素晴らしいぶどうの房
いずみサマースクール2013

(クロス束ね)うわー、多いなあ!  
(クロス束ね)うわー、多いなあ!  
こんなに頑張ったよ  
こんなに頑張ったよ  
  例年このコースは体験希望者が多いですね。一昨年6人、昨年4人、今年も4人です。参加の生徒達は、大人からみると不思議な魅力を持っています。初めての出会いから1時間も過ぎると、もう呼び名も旧知の様です。特に今年の生徒は、メンバー(施設利用者)とも直ぐに馴染みました。集合は一番最初に出来た第1作業所(和泉町4884−3)です。
 
  いずみサマースクール2013のプログラム「障がいのある方たちと触れ合おう!」の一つが地域作業所「ぶどうの樹」で8月20日(火)〜22日(木)の3日間行われる。今日は初日。Hさん(中2・女子)、Oさん(小6・女子)、Y君(小4・男子)、Yさん(小4・女子)です。Oさんは3年連続。メンバーも懐かしそうです。記者のことも覚えていてくれました。嬉しいですね。 朝礼で自己紹介やや緊張、それでもしっかりしていました。メンバー17人も元気に挨拶を交換しました。好きなタレントの名前にみんな笑いと拍手です。
 朝礼前に、職員の山根さん(お兄さん)から注意事項。「言葉遣い」「個人的なことはお互い聞かない」「どういう障害かを知ること」が主なことです。
 
 午前中は軽作業の「クロス(手ふき)の束ね」です。クリーニングされたものを検査し、丁寧にたたんで行きます。メンバーが教えてくれます。汚れたもの、破れたもの、棄てていいもの・・など、はじめは分かりません。みんな会話をしながら、それでも手を休めず・・・。なかなか減りません。Yくんは「家でも手伝っているから」と、元気一杯です。メンバーとハイタッチしながら、積極的です。
 
 午後は、山根さんの運転で、第2作業所(和泉町4604−5)に移動。車内でも賑やかなこと!パン作りと喫茶室を見学。お客さんが数人見えています。清潔なところですね。
  苦手なんですよ!
  苦手なんですよ!
 今度は別のメンバーと「絵描き」です。Oさん「苦手だな〜」。なかなか画材が浮かびません。Y君も困っていましたが、山根さんが「ピカソ」を持ってきてくれました。私物のカラーペンまで・・・! Hさんは得意です。将来イラストレーターを目指します!Yさんは黙々と2枚もかきあげ、職員のお姉さんにY君と共にほめられましたよ!
 
 終礼のあと、菅原所長(お姉さん)・山根さんと意見交換。生徒からは、「明るくはきはきしていて、みんな一生懸命でした。仕事の役割もきちんとしていて、全然特別な場所という気持ちになりませんでした。初めて知ったことも多く、とても勉強になりました」・・など、明るい意見がどんどんです。
 このスクールに参加する動機に「仲良く・慣れてもしっかり挨拶・礼儀正しく・楽しく」という4人の目標は達成されたようです。
 
 どうして「ぶどうの樹」という名前にしたんですか?との質問に、「お互いに協力し合いぶどうの房のように寄り添い、支え合って生きがいのある生活を送ることができるように」・・と教えていただき、4人とも神妙に頷いていました。あと二日間、頑張って下さい。(M/I)
得意の絵画です! 遊んではいません。掃除です!
 得意の絵画です!  遊んではいません。掃除です!