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いずみサマースクール2013 のプログラムの一つ、8月13日(火)、デイサービスでボランティアを!〜お年寄りと一緒にゲームをしたり、お話をして触れ合います〜に、3人の生徒さんがかけつけました。下和泉地域ケアプラザで早々とお待ちの利用者のおじいさん・おばあさん25名とご対面です。スタッフから「はい、一言ごあいさつと、将来の夢を・・」と紹介されました。 Hさん(高3女子) 他の2ヶ所を経験、ここが最後の実習。「先ず大学を目指してから・・」。 S君(中3・男子) 12〜13日とここで実習。今日が3日目最後です。「看護士を目指して、福祉の役に立ちたい」。
A君(小5・男子) (ちょっと緊張) 今日が初めてで、16日にもう一度参加。「去年も来ました。こういう仕事をしたい ので」。(拍手!)
テレビが高校野球をやっています。「横浜高校が勝ちましたよ!」との声に、また歓声。みなさん元気ですね。午前中は、入浴やテレビでくつろいでいます。 Hさんは、早速大きな無地のカレンダーへの色塗りに参加。というより、声賭けをして皆さんをリードしています。さすがお姉さん! S君は、とりあえず碁の観戦とお話に加わる。優しいしぐさが安心です。 A君、学校で将棋サークルに入っているので、おじいさんに挑戦です。どうだった?「二回とも負けちゃった」「最初の一手だね」と、対戦の感想。いい雰囲気ですよ。
お風呂上りのおばあちゃん、髪にドライヤーです。Hさんもコツを教えていただき、「なるほど」と納得。順番で気持ちよさそうな笑顔が生まれていきます。 午後、カラオケ指導の水川(みずかわ)きよしさんが来所。氷川(ひかわ)きよしさんとも直接お会いしたそうです。利用者の年齢や終戦記念日が近いこともあり、曲目もそれなりです。「カスバの女」「さざんかの宿」「細雪」「ああ上野駅」・・・。唱和・手拍子も賑やかです。 S君、「憧れのハワイ航路」はテレビで聞いたことが?と頷く。本人は学校でも吹奏楽の一員だとか。Hさんも始めは興味なさそうでしたが、水川さんが「ああ硫黄島」を吟詠すると、「うん?」。「どうしたの?」「修学旅行で沖縄へ行った時、沢山の人が亡くなった洞窟を見学しました」。貴重な戦争体験の勉強も出来ました。さすがにA君。ちょっともてあまし気味でした。
お茶の時間、S君は湯飲み茶碗を率先して洗っていました。なにごとも経験しておくことという気持ちの表れです。
最後の「はまちゃん体操」の時は、3人とも前に出て、先生役です。A君も手を上げたり下げたり・・と、がんばりました。 ごくろうさま、また来てね!と、拍手を受け、3時過ぎに今日の体験実習を終えました。
(記者も数名の方とお話)
・96歳女性 ずーっと日記をつけているよ。もう何冊になるかな。農家だから、農業日記もある。野球はあまり好き でない。バントはずるいよ。歯は丈夫だよ、全部そのまま!
・86歳女性 自分の名前が嫌だったの。でも、馴染めば良くなったよ。
・80歳女性 大きな農家の家だった。風通しも良く、暑さは平気だよ。看護婦だったから、いろいろあったね。冷酒 が好きでね、今でもちびちびやるよ。(記者に)あんたも旧いこと知っているね、いくつ?(いえいえ、まだ小僧です よ) はっはっは!
みなさん、お元気だ。東北の方が多い。今日は101歳の方もいらした。(M/I)
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