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今こそ出来ることを見つける ボランティア講座
東日本大震災の支援活動の話を聞こう
泉区社協ボラセンの5連続講座 第1日目

災害ボランティアセンターについて説明する横浜市社協 舟田氏  
災害ボランティアセンターについて
説明する横浜市社協 舟田氏
 
 「防災意識が高い、東日本大震災を忘れないうちに、日頃からの備え、発災時を想定したシミュレーション、地域での活動など、できることを進めよう。被災が起きた際のボランティア活動は地元の住民が主体。」と語るのは、横浜市社会福祉協議会市民活動支援課で、横浜災害ボランティアネットワーク会議事務局の舟田泰久さん。

 泉区社会福祉協議会ボランティアセンター主催のボランティア講座5回連続の第1日目が11月4日(金)、泉ふれあいホームで開かれた。今回の講座は、『今こそできることを見つける、スペシャリストに学ぶ“省エネ生活と自然”』というテーマ。初日のテーマは「東日本大震災の支援活動をした方の体験談を聞き、地域でできることについて」で、宮城県仙台市宮城野区と岩手県釜石市でボランティアセンターを応援してきた舟田氏と、釜石市で救援活動を行ってきた泉区災害ボランティア連絡会副代表の江尻哲二氏が報告した。
  <FONT color="#000099" size="2">意見交換風景</FONT>
  意見交換風景


 舟田氏は、横浜市災害ボランティアセンター設置の基準、役割、3.11時の対応、横浜市社協の役割等について紹介。また平常時から災害に備え、市内ボランティア団体の相互交流を図るため「横浜災害ボランティアネットワーク会議を設け、各種訓練、広報・啓発活動、行政との連携などを行っているとした。
 加えて、3.11の状況とその影響、仙台市宮城野、釜石市における活動と被災状況を報告。それらを踏まえて、これからの心構えとして、@日頃からの備え、A発災時のシミュレーションをし備える、B地域でできることを考えておく、を挙げた。

 江尻氏は、ボランティアは災害、防災だけでなく、泉区ボランティアネットワークの紹介などから、多種多様で、ぜひ自分に合った活動を自分の意志で決め、ぜひ参加してほしいと訴えた。災害ボランティアについては、今や被災地に欠かせないものとなっており、ボランティアセンターの役割はボランティアと被災者をつなぐ要。泉区災害ボランティア連絡会の役割、現状、平常時とセンター設置時の活動について説明した。
 被災地での救援活動については、釜石市箱崎町、唐丹町での活動内容、現地の状況などを紹介。活動に当って、被災地は大変な状況であることから、すべて自己完結、自己責任、現地に一切迷惑をかけないという姿勢が必要だとした。