11月3日の「文化の日」を中心に泉区役所周辺で各種の催しが開催される。その中でも最大のイベントは「泉区民ふれあいまつり」で、この名称で開催されるようになってから今年で4回目を迎える。以下に垣間見た会場の様子を報告する。
特設ステージで行われる開会式は11月3日(日)、朝9:20、相州泉野太鼓の太鼓演奏から始まる予定だったが、都合により取りやめ、来賓・実行委員来場者による開会式が始まった(写真1)。天候が落ち着かず、やや心配なところもあったが、始まった頃のやや厚い雲は、望月区連会副会長による開会宣言の「くっきりと晴れ渡った空のもと…」の声がおまじないになったように、次第に薄れて日が差すようになった。
会場を回ってみると、入口近くのライオンズクラブによる東日本大震災支援と銘打ったチャリティバザーには長い行列ができている(写真2)。聞いてみると、1回に入る人数を制限して、10分間に5点までの購入ができるという。中の商品は1個100円というものが多く、なるほどこれはお買い得品だと思わせるものが多い。その隣の水道局のテントにも何人かの行列がある(写真3)。これは水中に立てた小さな柱に上からプラスチック製のリングを落として、嵌めようというもの。リングは水中ではまっすぐに落ちないので、なかなか成功するのは難しい。
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合唱祭(コール・フォンティーヌ) |
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合唱祭(いずみコール) |
特設ステージとその前の広場では、プログラムにしたがって各種団体が出演して自慢の芸を披露している(写真5、11)。
各種のボランティア団体がそれぞれテントを張ってお客の目を引こうと頑張っており、多くの連合自治会が自前のテントを張って模擬店を出している。
広くて沢山のテントがあるのは4池だが、3池にもミニ動物園や軽スポーツ、昔遊びなどのコーナーが設けられており、そのそれぞれのコーナーにも沢山の子どもたちが集まっている(写真9、10)。
今回初めて登場したのは、防災に関係した10の組織・団体共同イベント「防災・減災啓蒙活動」。それぞれが日ごろ活動している一端の紹介とスタンプラリーにより各テントを回り、自助意識を持ってもらおうというもの。最後のプレゼントが出るということで、大勢の人が関係テントを回っていた。
一方、泉公会堂では第27回 泉区民文化祭の一環としての合唱祭が開催された。13時開演で、以下のコーラス10団体が出場した(出演順)。
コール曙、 コール・フォンティーヌ、 コールしおん、 コール・フォンテ、 いずみコール、 ベッラヴォーチェ、 横浜泉男声合唱団、 しらゆりコーラス、 コール・ポレポーレ、 女声合唱団 環(わ)
どの団体も日頃の練習成果を力一杯に発揮して、美しい歌声を響かせていた。また、聴衆が大部分合唱グループに属するような人たちで、休憩時間の直前と公演の最後に行われた全員合唱(「里の秋」と「翼をください」)では、よく揃った、とてもきれいな力強い歌声が会場全体に響き渡った。
(K.K.)
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