トップ |ボランティア関係 |イベント・講座 |サロンの活動 |地域の活動 |

ビタミンとミネラルは太陽と土の恵み
健康と栄養のバランス
〜 生涯学習グループ 『波紋』 のプログラム 〜

栄養バランスの大切さを語る木川洋子さん
栄養バランスの大切さを語る木川洋子さん
  人間の体の細胞は骨も含め生まれ変わる。骨は3〜7年、赤血球は120日、血漿は5日で変わっていく。体は口から入るもので成り立っている。したがって、食べるものには、ぜひ気を使ってほしい。太陽のエネルギーで蓄えられるビタミン、土から得られるミネラル分のある季節の野菜を食べ、カルシュウムの敵である肉類と甘いものは極力控える生活習慣をつけてほしい。それが健康で長生きすることにつながる、と語るのは食育指導士の木川洋子さん。
 
 この会は、生涯学習グループ 『波紋』(代表・中島忠明氏)が2月12日午後、泉区公会堂で行った2月度の学習講座。

 足首を骨折、脱臼し、医者に手術を勧められたが、自分が食育指導士であることから、手術を受けずに、自らの食事療養とマッサージ、リハビリで4ヶ月後には走れるようになった経験談を含め、その理論的裏付けから話が入って行った。

 細胞は生まれ変わること、骨ができるためには、骨の源のカルシウムの敵である肉類、糖質の多いものは食べず、畑の肉である大豆製品と太陽の光を浴びて畑で育った季節の野菜をとること。最近多い現象の、すぐ切れて起こる殺傷事件やイライラはこのカルシウム不足も原因。草食動物である象、牛などの例を出し、肉を食べなくとも筋肉はできること。体温の高い動物の油脂は血管を詰まらせる。オレイン酸などの植物性油をとることで、それを流し取ってくれること。

 人間の寿命は、120年といわれている。しかし、老いて病気で床についてから逝くまで男性8年、女性10年といわれている。ぜひ最後まで健康でいられるよう、普段から植物性タンパク質と野菜をとり、ビタミンとミネラルを補うなど栄養バランスを考えた食事をとり、健康を保ってほしい、と話していた。
仕切り線