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泉区地域福祉保健推進協議会
地福保計推進イベント紹介 と
高齢者に関する取組みの意見交換

 
 泉区地域福祉保健推進協議会の平成25年度第2回会合が12月11日(水)午後、泉区役所会議室で行われた。地区代表、医療機関代表、高齢者・障がい者・子育て・健康づくり・防災防犯・担い手としてのボランティアなど、福祉関連団体代表に加え、警察・消防・泉区役所・泉区社協、地域ケアプラザなどから40名ほどのメンバーが参加した。

 冒頭、福祉保健センター長の細野氏は、今年度「障害者」をメイン課題として取り組んできた。この課題は腰を据えて考え、取り組むテーマで、今年度の社会福祉大会でも採り上げて考えていきたい、と語った。

 今年度の当計画推進イベント「元気の出るまち泉」のスケジュール、内容につき、事務局から説明された。今回のイベント実施に当っては説明会を開き、区民からの意見も聞き纏められた。タイトルは「みんな集まれ 地域のつながり再発見!」とし、2月25日(火)から27日(木)の3日間、泉区役所1階 区民ホールで開かれる。ステージでは寸劇、踊りなどを、フロアでは実演、体験、相談コーナーが設けられる。また33団体のパネル展示も催される。

 また、泉公会堂で2月28日(金)に開催される泉区社会福祉大会の第2部として基調講演「障がいとは何か?地域では、どんなふうに暮らせるといいのか」が行われる。講師は社会福手法人「訪問の家」理事の日浦美智江氏。引き続いて、「私の暮し、こんな風に暮らしたい」とのシンポジウムが当事者や家族により執り行われる。これらは、いろいろな面で課題を抱えており、昨年度から取り組み強化となった「障がい」関連を中心としている。

 来年度の取組みのメインテーマとなる「高齢者の関する地域の取組み」について、当中期計画の再確認と取組みの現状、そして前提となる高齢化社会の状況、泉区の人口、要介護者数の推定、「いつまでも元気に暮らせるまち」のために、介護予防につながる社会参加、社会貢献、就労、生きがいづくり、健康づくりといった活動について事務局から説明された。

 続いて、高齢者に関する地域での取り組み、いつまでも元気で暮らせるにはなどについて、参加者から地域や食育活動の報告、意見などが語られた。「担い手」確保が高齢化の中で難しい状況打破について、「“一本づり”でなければ」、「これと思った人は逃さないこと」、「役割を与えること」、「募集に当っては、具体的内容で呼びかけること」などがでていた。また「いつまでも元気」については、生きがいが大事だが、特に<心>の面を、などが語られた。

 今年度は、第2期泉区地域福祉保健計画(平成27年までの6年間)の4年目で後半期に入っている。