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プレゼントの輪飾り作り、ゲーム、合唱などで、高齢者と交流
2007いずみウインター・スクールの小・中学生 


正月輪飾り作り
正月輪飾り作り
 「インフルエンザに罹らないように気をつけて! そして元気で長生きしてください。」 ある高齢者は、子どもたちが作った正月輪飾りをプレゼントされ、同封されていたメッセージを、目を潤ませながら笑顔で読み上げていた。

 泉区社会福祉協議会が主催したウインタースクールが、12月26日(水)に開かれた。参加した小学4年生から中学生の子どもたちは、午前中、泉ふれあいホームでボランティアの福祉教育サポーターたちの指導で、正月用の輪飾り作りに取り組んだ。サポーターたちが用意したいろいろな材料を使い、思い思いに飾り付けに取り組んでいた。

 「ケアプラザやデイサービスの概要と高齢者との接し方」について事前にレクチャーを受けていた子どもたちは、午後、いずみ中央地域ケアプラザを訪問。デイサービス室へ入る時、子供たちは大分緊張していたようだが、デイサービス利用の高齢者たちから盛大な拍手で迎えられ、ほっとした様子であった。
合唱しました。
合唱しました


 早速、高齢者と子どもたち合同で、6チームに分かれ、「おいでおいでゲーム」に入った。大歓声の中、ゲームは進んだ。高齢者たちの意外な元気さ、力強さ、熱心さに子どもたちも圧倒される場面も。
 サポーターたちのハーモニカ伴奏で、子どもたちの「お正月」「千の風になって」の合唱に続き、午前中苦心して作った輪飾りが子どもたちから直接、高齢者全員に手渡された。
 子どもたちは、このスクールに参加して、「リース作りを、自由に考えながら作れ、面白かった。」「おじいさん、おばあさんたちに会え、一緒に遊べて楽しかった。」「喜んでくれて、うれしかった。」などと話していた。

 泉区社協では、泉区内に在住・在学の子どもたちに、福祉に関心を持ってもらうとともに、地域の方々とのふれあいのきっかけ作りとして、毎年スプリング、サマー、ウインター・スクールを開催している。