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タイトルは担当の阿部智恵子講師(朗読文化研究所認定講師)の名刺に綴られている。裏面には「どこにでも 誰にでも、聞く嬉しさを、読んでもらう おもしろさを、声を出す 楽しさを」と。
読み聞かせグループ ひだまり(田中宏穂代表)は、現在会員25名。高齢者施設・乳幼児施設・保育園・障がい者施設など、泉区内13箇所を3〜4名のグループで月1回訪問。会員1人が居住地区に近い1〜3施設を担当。紙芝居・絵本などの読み聞かせおよびクイズなどを、利用者と一緒に楽しく活動している。平成18年に1期生誕生、19年に「ひだまり」を立ち上げ、今回は4期生の募集となる。 この読み聞かせボランティア養成講座は5月14日(月)の開講、2回目の今日28日(月)から教材を使って24名の受講者でスタート。「男性が5名というのが、嬉しいですね」と阿部講師。確かに他のボランティア受講より多いようだ。10月15日まで、途中施設訪問という実習が入っての講習が続く。
講師の話が興味深い。「これはカルチャーセンターではありません。かん違いされているようでしたら・・」「朗読は感じ方を相手に伝えるもの。最近は人が心の言葉を使わなくなった。PC・テレビなど、視覚で済ますことの影響が多い」「たとえばスーパーのチラシでも、ざっと見るより、自分で声に出して読んでみて下さい。生活感が変ります」・・なるほど・・。
基本的なことから始める。経験者も交じるが、先ず基礎。調音訓練・早口言葉・外郎売の科白(ウイロウウリのセリフ)などを全員で発声。いきなり指名されて慌てるのも楽しい。 受講の動機を尋ねてみる。「高齢者と接していて、本を読む機会が多いので、基本的な読みの姿勢を身につけたく」(女性)、「大学で幼児教育を学んだが、実践で活きる勉強をし、子どもに聞かせたい」(女性)、「現在施設勤務。小さいときに受けた読み聞かせや紙芝居を現在に活かしたい」(男性)、「以前別の機会に受講したが、活かせる施設が遠くだった。今回は出来そうなので再受講」(女性)、「昔の紙芝居が懐かしく、自分で子ども達にやってみたくなった」(活き活きと話す男性)。
母音の「あ」。これひとつの発音でも、感情で数通りになる。面白い! 終了したときは、みんな躍動感に溢れた人材になりそう!「聞き手が飽きるときもあります。読み手がそれをどう克服して、聞く楽しさを伝えられるか」(田中代表)。
こんどは、施設での実習を取材してみたい! がんばってください!
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