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泉区ボランティアネットワーク 障がい者支援部会
障がい者余暇支援活動 『いずみ寺子屋』の事例発表も
会員相互の情報交換と連携に向け

>事例発表する千葉さん  
 事例発表する千葉さん  
 泉区ボランティアネットワーク(以下VNW)の障がい者支援部会(会長金川一之)は、当部会の交流会を7月13日(火)午後、泉ふれあいホームで開催した。当部会には、手話、点字、拡大写本といった技術ボランティアグループのほか、視覚障がい者、中途障がい者、知的障がい者、幅広い障がい者などを直接対象とするグループなど14グループが加盟している。日ごろは、相互に関連、連携しての活動はないことから、相互の活動紹介や情報交換を目的に行われた。

 冒頭、VNW江尻会長から今年度のVNWの事業計画について、泉区社会福祉協議会堀事務局長から、区社協としての今年度重点課題として、今年度からスタートした「地域福祉保健計画」の推進とボランティア活動の活性化について説明があった。
  ;グループごとに、情報交換
   グループごとに、情報交換

 今回のグループ事例発表は、知的障がい者の余暇支援活動を行っている『いずみ寺子屋」について同代表の千葉芳之氏。小学6年生から中学3年生を対象としており、現在16名。保護者からの要望も受け平成16年に設立。月2回の開催だが、閉じこもり勝ちであった子供たちも、その日の報告を親に生き生きと報告するようになっていることや子供たちがその日を待ち望んでいる姿を持て、活動甲斐を感じている。彼らは当「いずみ寺子屋」を卒業すると、20歳までは、「おどりば青年隊」に参加し、その活動を見ると成長を感じる、と語っていた。

 その後、4グループに分かれ、グループごとに、自己紹介から情報交換に移った。それぞれのグループ、活動内容紹介や参加者個人の活動に至った経緯、現在の思いなど思い思いに語り合っていた。活動を始めてボランティアとはどんなものか、こんな楽しいことはない、いろいろ教えられることが多いなど話が尽きず、グループごとの内容報告時には終了時間オーバーとなっていた。
 今回の会合で、参加グループから場所の不足が活動の足かせになっているため、区社協に対しその確保に向け強い要望がだされていた。