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| 元気かい泉の会場は満席 |
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わっしょいわっしょい、わっしょいわっしょい、わっしょいわっしょい、祭りだ祭りだ。背中に花笠、胸に腹掛け、向こう鉢巻、揃いの法被で、わっしょいわっしょい・・・（８番まで続く）と、集まってる人たち全員で大きな声を発していた。続いて、早口言葉の歌。「早口言葉を知ってるかい。親指しっかり握りしめ、唇十分湿らせて、頭を冷やしてしゃべるんだ。生麦・生米・生卵・・・」
発声、発話に障がいのある人にたいする会話や朗読の介助・指導を中心に活動している「朗読と語りの会」が脳血管障害などによる中途障がい者の地域活動センター「元気かい泉」と合同で “朗読と語りの発表会”が６月１７日（月）」同センターで行われた。
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語る方も、聞く方も真剣 |
まず、「元気かい泉」の利用者たちが、短い朗読を真剣に熱演。中でも「パラダイス・タクシー」を演じたKさんの女性スタッフとのやり取りでは、場内大爆笑の熱演であった。途中に休憩とギター演奏を挟みながら、同会メンバーの朗読が続く。朗読と語りの会メンバーの朗読は、さすが本物。江戸夜咄草からの「聞き屋与平」（村瀬栞さん朗読）は、聞き家を訪れた女性の身の上話はさておき、その落ちが今評判の傾聴でいう「１４の心」のうち「人として対等な心で聴く」にそのまま通じるもの、と感心して聞いた。
そして最後は、「花は咲く」「今日の日は、さようなら」を全員で合唱。スタッフの準備万端と気配りの中、終始皆の熱気で２時間が過ぎた。 |
