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泉区ボランティアネットワーク 高齢者支援部会
サロン等の集まりに出てこない高齢者を、どう仲間入りしてもらう?
会員相互の情報交換と連携に向け

加賀部会長のあいさつ
加賀部会長のあいさつ
 お腹が膨らむように鼻からいっぱ息を吸い込んで、それから15秒ぐらいかけてゆっくり息を吐き出しましょう。これを3回。次に肩甲骨がつくように腕を広げて胸を張りましょう、これも3回、などなど、そして最後に思いっきり深呼吸を。インストラクター役も参加者も、さすが高齢者サロンで日常指導していることもあり、みな慣れた動作であった。これは、泉区ボランティアネットワーク(以下VNW)の高齢者支援部会(部会長:加賀みね子))が7月23日(金)、泉ふれあいホームで開催した交流会の締めにあたっての様子。

 当部会は、区内各地域で活動している高齢者対象のサロン活動グループ、食事サービルのグループ、健康体操グループ、助け合いグループなど44団体が加盟している。今回の交流会は、それぞれのグループ会員の活動状況などの情報交換を行い、自グループ活動の参考にするだけでなく、相互に連携した活動につながることを期待して開催されたもの。
   ブロックごとに情報交換
   ブロックごとに情報交換


 冒頭、VNW江尻会長からVNW発足後1年を経過し、昨年度の状況、今年度の活動計画などが紹介された。泉区社会福祉協議会堀事務局長は相互の連携・協力により活動が、ますます活発になることを期待するとともに支援していく旨語っていた。泉区役所高齢支援課から、今秋実施予定の脳はつらつ事業(認知症予防活動員育成事業)として『脳若返り隊育成講座』の紹介がなされた。また、朗読ボランティアの会「いずみ」の今村氏から、同グループが作成しているテープ雑誌「せせらぎ」の紹介と各グループや地域における活用を推奨していた。その内容は、お薦め本の紹介、周辺での催事・行事の録音、日常生活に必要な情報などで、主に視覚障がい者、高齢者に送っているもの。

 その後、ブロックごとに、それぞれ自己紹介から始まり、情報交換が行われた。同じ高齢者サロンの中でも、成り立ち、活動内容、ボランティア構成、地域の役員・民生委員などとのかかわり方の違いがあり、それぞれ活発に意見、質問が飛び交わっていた。新規ボランティアの仲間入りが少ない、しかも男性が少なく、ますます高齢化。利用者も同じ傾向で、サロン等に出てこない高齢者に出てきてもらうには、どうしたら、など悩みごとも出されていた。社協から、団塊世代がそろそろ65歳になることから、それをターゲットとした参画に向けた活動が検討されてきている旨、話が出ていた。