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泉区(赤十字)防災ボランティア QQの会

昨年活動の振り返り、今年の活動方針、定例訓練
技術のさらなる向上と会員拡大、関連団体との連携を

救急法の講義で  
救急法の講義で  
 「泉区防災ボランティア QQの会」は3月14日(土)午後、泉ふれあいホームで、同会メンバーの救急法技術のレベルアップを図るため、日本赤十字社神奈川県支部の協力のもと研修会を催した。同会のメンバーは、日本赤十字社の救急法正規講習会・短期講習会、幼児安全法、AED講習会などを受講し、日赤の防災ボランティアに登録しているが、その技術を維持するだけでなく、レベルアップを図り、いざという時、慌てず安全確実に実施できるよう、3ヶ月に一度こういった研修会を開催している。

 今回は昨年度の活動の振り返り、会計報告に続き、今年度の活動計画について概要説明が行われた。昨年度は第1回目の研修が、東日本大震災直後ということもあり中止となったが、6月と12月に2回の研修と10月には、救急員資格継続研修が行われた。また、11月20日、27日に行われた泉区災害ボランティア連絡会、泉区役所総務課(危機管理担当)合同の避難所運営シミュレーション訓練および発災時を想定した図上訓練に参加した。さらに、12月に行われた赤十字救急法競技会に当メンバーが参加し、三角巾リレー部門で3位に入賞した、などが報告された。
  2人1組で、頭部の手当て
  2人1組で、頭部の手当て


 今年は、3月(今日)と6月、12月の通常訓練にロープワークも加え、9月には一般参加を迎え救急法講習会(3日)開催、さらに12月に予定されている赤十字救急法競技会への参加を見込んでいる。訓練内容に目新しいものは特にはないが、日々続けることが大切。会のモットー『正しく、早く、優しく』に『声掛け』を加え、技術のさらなる向上と会員拡大、泉区災害ボランティア連絡会が行う研修、地域救護支援活動などに積極的に参加していく、としている。
心肺蘇生法の訓練を新基準で  
心肺蘇生法の訓練を新基準で  

 研修では前半、日赤指導員の永井氏から、救急に関する講義があり、続いて実技に移った。三角巾を使っての手当て、心肺蘇生法を実施。三角巾では、頭部、肩、膝、肘を損傷した場合の手当て。心肺蘇生法では、胸部圧迫を1分間に100回、5cm以上圧迫を2分間、そして人工呼吸を2回行う、という繰り返しで救急車が到着するまで続ける。その間AEDも操作する、を全員が交互に行った。