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|2009のSKの状況 |
「熱いのはどれでしょう。」と 「ピタコロゴロン一座」の永岡靖子さんは言いながら、アイロン、ジュースなどを次々と絵で示すと、子どもたちは口々に「熱い!」「冷たい!」と大声をあげていた。パネルシアターで、ガスコンロに乗せた鍋に、にんじん、玉ねぎと一斉に声を上げさせ、カレー料理を作りながら、自分の衣服にガスコンロの火が付いたら、どうしますか。腕を振って火を消そうとしますか。そんなことをしたら、火の勢いがついて大変です。空気を遮断しましょう。アメリカでは“stop drop and roll”と言っていますが、その場でピタっと止まって、コロっと床に伏せて、ゴロンゴロンとしてください。そうすると火が消えます。」と子供たちに語りかけ、数人の子どもに皆の前でやらせ、次に全員にやってもらっていた。 これは、横浜YMCAいずみ保育園で避難訓練の一環として3月13日(木)に行われた「火災などの災害時に自分の身は自分で守ろう!」授業。 「火事の時、煙が出ますね。煙は少しでも吸うと苦しくなり息ができなくなり、死んでしまうこともあります。煙はどんどん上にあがっていきますが、天井に着いたら今度は下に降りてきます。でも、床から50pぐらいまでしか降りてきません。そこをハイハイして逃げましょう。さあ、皆さんやってみましょう。」と白布で煙に見立て、だんだん高く上げ、そして下げ、50pぐらいのところで拡げ、その下を一斉に子供たちは楽しそうにハイハイして潜っていた。中には、ハンカチを口に当てている子もいた。 当保育園では、横浜市こども青少年局、健康福祉局が昨年6月にモデル授業を行ったこともあり、子どもたちの中には、そのことを記憶している子もいるためで、「こういったことは繰り返し行うことが大切ですね。」と当園の中井典子先生は話していた。また「毎月避難訓練を行っているが、今日の行事は子どもたち全員が真剣に、また楽しそうに参加していてよかった。」と当園の松浦さんは語っていた。 泉消防署から、犬のきぐるみの消防キャラクター「ハマくん」が登場すると、大歓声、大拍手。そのうち飛びつき、お土産の消しゴムを行列して順番に貰っていた。 子どもの死因第一位は「不慮の事故」。事故は予防することができるという思いで、泉区役所地域振興課(生涯学習支援センター)が昨年「子供の事故防止ボランティア養成講座」を開催。「ピタコロゴロン一座」は、その講座を受講したメンバーが設立したもの。 |