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「Safety Kids いずみ」子どもの事故予防講座 今年度 第 7 弾
心に残る「声」のチカラ
相手を理解しようという時間と空間の共有を

「演じる」とは、から話は始まる
「演じる」とは、から話は始まる
 「演技とは何でしょうか。」と学生時代に教師に言われたことで悩んだ話しからは始まった。人が演じたり表現するのは、あってほしい思い、祈りを伝えるため。またコミュニケーションにはバーバル(言葉を通しての)とノン・バーバルがあること、そしてその基礎となる「声を出す」、「相手を感じる」、「表情を作る/感じる」ことの大切さを、受講者に体験を通して説明していた。

 子どもの事故予防ボランティア “Safety Kids いずみ” の今年度第7弾の講座「子どもに届く伝え方 心に届く「声」のチカラ」が2月19日(金)泉区役所会議室で行われた。 講師は、劇作家/演出家で、泉区文化センター「テアトルフォンテ」スタッフの井上学さん。  
相手を意識して感じていますか
相手を意識して感じていますか

 
 はじめは簡単なストレッチや発声から。全員を立たせ、全身だけでなく、顔のストレッチでは目、鼻、口を。そして発声の基本に入った。
 言葉を通さずに相手を知る・感じる体験として、受講者を二人一組にし、二人向き合って両者目を瞑り両手を伸ばし、掌を相互に近付け相手を感じさせる。その後、数メートル離れた所から、これも目を瞑り両手を伸ばし近づいていき、掌が相互に接触するかを確かめさせていた。このことから、相手を感じて、理解しよう/合わせようという意識の大切さを説明していた。
 また「表情を作る/感じる」では、受講者の代表が前に立ち、自分の想像する感情を顔に表現させ、それを当てさせるプレイを行った。

 最後に、「心に届く言葉」について、落ち着くこと、伝える目的/対象をはっきり持つこと、会場の最後列まで声が届くように、聴衆の反応を感じる、間をとる、繰り返しと強調を、ノンバーバルも、語尾は大切。そうすることで、相手を理解しようという空間が共有され喜びが感じられることになる、と語っていた。。