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Safety Kids いずみ”
“消費者フェスティバルかながわ”に出展参加
子どもの事故予防カレンダーと紙芝居「どっちが良い子?」を紹介

 子どもの事故予防ボランティア “Safety Kids いずみ” は5月18日(金)、かながわ県民センターで開催された“平成24年度 消費者フェスティバルかながわ”に参加し、昨年度 神奈川県県民局くらし文化部消費生活課が実施した「消費者力アップ!県民提案事業」として採択され作成した子どもの事故を防ぐための「紙芝居 どっちが良い子?」やカレンダーを出展、参加者に紹介、好評を博していた。
会場に展示された子どもの事故予防「かみしばい“どっちがよい子?”」やカレンダー、ライフジャケットなど  
 会場に展示された子どもの事故予防「かみしばい“どっちがよい子?”」やカレンダー、ライフジャケットなど  

 当フェスティバルは、消費者月間にあたる5月に、暮らしに関する講座やNPOなどの活動報告を行うイベントで、今年で3年目。特に、今年は消費者が活動を始めたり、すでに活動をしている団体が相互に繋がることで、暮らしを守り、よりよくしていこうという思いをこめて「つながろう!私たちのくらしを守るために」というタイトルが付けられている。今回は県内で個性豊かな活動をしている中から8団体の活動報告と、“Safety Kids いずみ”を含む2団体の展示が行われた。
  特別講演の会場で
  特別講演の会場で


 活動紹介に先立ち、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授中村陽一氏による特別講演「消費者団体も社会デザインの担い手に」が行われた。
 戦後日本の様々な社会変化、例えば「都市計画」から「街づくり」、そして「新しいコミュニティ・デザイン」への芽生えに加え、人口減少・超高齢社会に。個人の楽しさ追求による高度大衆消費社会の流れ、一方社会への貢献(正さ)追求としてのイデオロギー運動や奉仕活動としてのボランティア活動という流れから、今や新しい豊かさ、幸福の追求への流れに。国内外の社会の課題を理解し、反応する能力のある組織と活動が、これからの社会に必要とされるとともに、そうでないものは社会から選ばれない、としていた。